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“緩やかな自殺”セルフネグレクトが若年層にも増えてきた理由とは

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2017年10月12日 08:03  教えて!goo ウォッチ

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“緩やかな自殺”セルフネグレクトが若年層にも増えてきた理由とは
ゴミ屋敷の問題が語られるときのキーワードにセルフネグレクトがある。生活に必要な自身の身の回りのことにすら気を使えなくなって、最悪のケースでは孤独死に至ることもあり、緩やかな自殺とも呼ばれる状態に陥ることだ。高齢者に多いとされていたが、若年層にも増えているという。「教えて!goo」に寄せられた「部屋の掃除が出来ない、床にちらばっている空き缶を拾う気力もない」という相談の回答にも「セルフネグレクトの延長ではないか」との意見があった。ゆうメンタルクリニックの森しほ先生に話を聞いてみた。

■なんとなく。セルフネグレクト

認知症になったり身体機能が衰えたりする高齢者の場合、身の回りのことが億劫になる理由が想像しやすいのに対し、若年層の場合は原因の見当がつかない。

森先生は「若年層がセルフネグレクトに至る心理には自己嫌悪や無価値観といった感情が関わっています」と述べ、「実はその感情にあまり自覚がなく、深刻なセルフネグレクトに至るまでの明確なきっかけが掴めないことも少なくありません」と明かす。

うつ病などの精神疾患、いじめ、進学の失敗など分かりやすい状況があれば、解決策も見えてくるかもしれないが、そうでない場合はセルフネグレクトの状態から抜け出すのにも困難が待ち受けていそうだ。

きっかけにも明確な理由はなく「“なんとなく”人付き合いが面倒になってきた、“なんとなく”家のことが面倒になってしなくなった、という部分から始まることも多い」(森先生)そうだ。

■自分を大切にする感覚の欠如

職場など外ではしっかりしているのに「家ではだらしなくしている」と話す人は、筆者の身の回りにもたくさん存在する。ゴミ屋敷の主にならないまでも、仕事で気が張っているぶん、一人になると気が緩むのだろう。

森先生も「疲れていたり嫌なことがあったりして、様々なことが面倒になることは誰にでもあります」と理解を示す。一方で「そういった『なんとなく、面倒くさいからしない』の状態が継続してしまうのがセルフネグレクトの特徴です」と続ける。

体力や気持ちが回復すれば、ゴミ出しや水回りの掃除など最低限のことを自然とするようになるのが通常だが、生活環境が悪化してもなお“面倒くさい”を引きずってしまうのはなぜなのか?

森先生は「特に若年層のセルフネグレクトでは、そもそも『自分を大切にする』という感覚自体が育っていない人も少なくなく、生活を維持していく最低基準が低いケースも多く見受けられます」と説明する。

■習慣を維持できず深刻化

セルフネグレクトの兆候とも言える現象は、ゴミ出しや最低限の掃除を怠ることだけではない。「お菓子やインスタント食品で食事を済ませる、お風呂に入らない、夜更かしするといった行動」(森先生)も挙げられる。自身にダメージを与える行為にも関わらず、「『自分を粗末に扱っている』という自覚がなく、それを注意してくれる人がいないためにエスカレートしてしまい、生活を立て直すことが出来ないと、深刻な状態に発展してしまう」(同)のだ。

森先生は「片付けも食生活も、習慣です、習慣は、毎日行っていれば苦にならないもの。ですが逆に、毎日行っていないと、とてつもなく面倒に感じてしまうのです」と忠告する。

次回は周囲ができるサポートについて話を聞いてみよう。

●専門家プロフィール:森しほ
ゆうメンタルクリニック産業医、皮膚科医。同クリニックグループ(上野院、池袋東口院、新宿、渋谷院、秋葉原院、池袋西口院、ゆうスキンクリニック池袋西口院)は、心安らげるクリニックとして評判が高い。

(武藤章宏)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)



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  • 清掃の仕事をしてますが、自分の部屋汚い(´Д⊂ヽ
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  • 増えてきたというより、従来なら「自堕落」「甘ったれ」の一言で完結していただけだろうな。隅に追いやってしまうのでなく、「何故そうなるか?」という問題点の根幹を考えるようになったのは、世の中の発展だろうな。
    • イイネ!257
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