上司からのダメ出しに全力で応えた結果… 日清食品、カオスな「ミルクシーフードヌードル」の広告を作り上げてしまう

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2017年10月17日 18:20  BIGLOBEニュース

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ダメ出しに応えて完成した広告(画像提供:日清食品)

日清食品が、カップヌードル公式Twitterアカウントにジョーク投稿した「ミルクシーフードヌードル」の広告が面白いと話題になっている。


カップヌードル公式Twitterは、今年で発売10周年を迎えた「ミルクシーフードヌードル」がチーズ感をプラスし濃厚になったことを伝えるために、女性が公園で「ミルクシーフードヌードル」を持っているポスター風画像を投稿。しかしその直後、上司から画像に「チーズ感が足りない」と厳しいダメ出しが入ってしまう。その内容を見てみると、女性の表情や、「人間以外にもミルクシーフードが愛されてる感じにしてもらえますか?」などの指摘のほか、空を指して「どこかに『ねとめし感』を出して下さい」という唐突すぎる内容も記載されていた。



この投稿から45分後、修正が完了したとのことで改めてポスター風画像がお披露目。そこには、チーズ色になった髪と不自然にカーブした目に変貌を遂げた女性や、公園にはブタやパンダが登場。これだけでも不自然だが、空には「ねとめし」感を表現したと思われる「SNS」「Internet」と書かれた気球や、近未来感を表したような謎の球まで描かれていた。ダメ出しを見事にクリアしているようにみえたが、上司は「チーズ感がまだ足りない」と更に厳しいダメ出し。「ミルクシーフードの存在に嫉妬する地球外生命体の存在を。」「子ども達のデジタルネイティブ感。INTERNETの喜びを感じさせる。」など要求はエスカレート。パンダについては、「商品を目の前にして 笹食ってる場合じゃねぇ感を。&もっと牛っぽく」と、パンダである必然性もなくなるような指摘がされていた。



そして、45分後に上司からOKが出た画像が完成。最終形では、女性の目が商品に向けられ更に漫画のような表情になり、子どもたちはキーボードに乗って空を走りながら、「INTERNET IS HAPPY」とデジタルネイティブ感を強調。地球外生命体への要求には、宇宙船が牛を連れ去るという形で応え、パンダに至っては白黒の毛が牛の柄に変わり未知の生物になっていた。



このような過程を経て完成したカオスな広告に、Twitterでは、「上司の発送も凄すぎて「ダメ出し」の次元を超えていて何かの芸術を感じてしまう」「考え過ぎて駄目になっていく恋愛みたいなパターンの広告だ…」「地獄ってこうやって生まれるんだな」といったコメントが多数寄せられ、大きな反響となっている。日清食品に話を聞いたところ、この広告はTwitter投稿用に作成したもので、実際のポスターとして使用するかは未定だという。

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