『アイドルタイムプリパラ』新アイドルの伊達朱里紗、大地葉、山田唯菜が語る - みんなを楽しませたいという気持ちは負けないです

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2017年10月18日 18:23  マイナビニュース

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●「景色が全然ちがう!」って感動した
2017年4月より放送を開始したTVアニメ『アイドルタイムプリパラ』。2014年スタートの『プリパラ』の新シリーズである本作では、前作から引き続き、真中らぁらが主人公をつとめる。そして、そのらぁらとともに主人公として、新しいプリパラ"パパラ宿"を舞台に物語を引っ張っていくのが夢川ゆい。ゆいと同じくパパラ宿での新アイドルとして、運動神経抜群の虹色にのと、プー大陸の姫にして巫女のプリンセスアイドル・ミーチルを自称する幸多みちるが登場。『アイドルタイムプリパラ』は彼女たちを中心に物語が進行していく。

今回は、1クール終了後の夢川ゆい役の伊達朱里紗、虹色にの役の大地葉、幸多みちる役の山田唯菜に話を聞き、作品の魅力について語ってもらった。

○この子には主人公を任せられる

――3人は『アイドルタイムプリパラ』からの新アイドルとして活躍しています。1クール演じてみていかがでしょうか。

伊達 ゆいちゃんは、自由奔放ですっとんきょうな子だなあというのが最初のイメージでした。"ゆめかわ"なものが好きで、お米が好きで、自分本位なキャラクターなのかなと思っていたんです。でも1クール終わってみたら、にのちゃんに対して先輩アイドルとして成長してきたな、この子になら主人公を任せられる! って感じてきました。

大地 にの自身も大きな成長をした1クールでした。にのは、もともと運動神経が抜群で、いろいろな部活に助っ人に行って頼りにされている子だったんですけど、それは狭い世界での話だったと気付いたんです。風紀委員長の地獄ミミ子に「井の中の蛙大海を知らず」と言われてもやもやしていたんですけど、それを吹っ切れるきっかけをくれたのがゆいでした。「にのも、夢見つけたいっす」。

伊達 「きっといつか見つかるよ!」って。

大地 そのおかげでにのもがんばれた。このふたりの関係性が深くなった1クールでしたね。

山田 私の主な出番は2クール目からなんですけど。なんとなく、ガァルマゲドンに導かれてアイドルデビューするのかなと思っていたんですけど、そういう感じなんだ、って(笑)。みちるのときは「無理無理無理無理」ばかり言っていますがプリパラチェンジしてミーチルになったら「出来る出来る出来る出来る」が口癖の正反対なキャラクターになるので、そういうところをうまく演じ分けていけたらと思っていました。

○「今回は少し成長できたかな」って

――『アイドルタイムプリパラ』は『プリパラ』から続いている作品なので、すでにこれまで活躍したアイドルたちがたくさんいます。その中に新たなアイドルとして参加するのはプレッシャーもあったんじゃないでしょうか。

伊達 私はアニメの一つの話数の中でこんなにしゃべることが初めてだったんです。これまでに出演したアニメでは、台本を読んで、自分が演じるキャラクターが登場するページだけ折っていたんですけど、ゆいは全ページにいるんですよ! 膨大なセリフ量で、すごく大変でした。でも、らぁら役のひみちゃん(茜屋日海夏)が引っ張ってくれたんです。らぁらとゆいがふたりでしゃべるセリフがあると、あえて「せーの」と言わないで、ひみちゃんが息を吸うことでタイミングを合わせてくれたんです。先輩やわー! って思いました。

――まるで作中のらぁらとゆいのような関係ですね。

伊達 あと新鮮だったことがあります。アフレコブースってマイクに対してソファが「コの字」の形になっているんですけど、メインキャラクターを演じる人は、「コの字」のまんなか部分に座らせて頂くんです。私はいつも端っこに座っていたので、「景色が全然ちがう!」って感動したのを覚えています。

大地 それは思う。正面にマイクがあるんですけど大丈夫かなって。私はまず、受け入れてもらえるのかなと思いました。『プリパラ』はもちろんですけど、その前に『プリティーリズム』シリーズがあって、『アイドルタイムプリパラ』につながっている。トータルしたらすごい年数になりますよね。i☆Risのみんながやっている『プリパラ』が好きだって人ももちろんいるだろうし、そのなかに我々3人が入ってどうなるかなと。そんな不安のなか収録に行ってみると、みんなやさしくて、我々が溶け込めるように配慮してくれているのがビシビシ感じられました。なので、私たちが不安に思っているのは失礼だなと感じました。

山田 プレッシャーは毎回すごいですよね。でも、収録のたびに、学ぶこと、吸収することがたくさんあって、みちるちゃんとの距離もどんどん近づいていっている気がして。体感的にそう思えるところがあるので、これからもみちるちゃんと一緒に成長していきたいなと思っています。

○応援してくれる人のためになおさらがんばらないと

――実際みなさんがプリパラアイドルとしてデビューして、それから周囲の反応はいかがでしたか。

大地 すごいことになっています、フィーバーですよ! 私のまわりは『プリパラ』のアミューズメントゲームをプレイしている人がたくさんいるんですけど、その中でも妹が、神アイドルでも上の方にいるような熱狂的なファンなんです。あとは、ファルルが好きすぎる高校時代の友人とか。もともと、そういった方たちに触発されてプレイはしていたんですよ。なので、にの役が決まった瞬間にものすごい数のラインがきました。こんなに連絡があったのははじめてだったので、「すごい作品に携わることになったんだな」って。『プリパラ』人気をめちゃくちゃ感じました。それから私のまわりでも10人以上が『プリパラ』デビューをして、みんなとパキッて遊んでいます。そういった子たちが応援してくれているから、なおさらがんばらないとなと思っています。

伊達 私は30分アニメのメインキャラクターを演じるのがはじめてだったので、兵庫の実家にいるおじいちゃんやおばあちゃんが喜んで、毎週観てくれています。おばあちゃんからは「ダンス、終わりの歌、ばあちゃんも一緒に毎週踊っています」って絵文字付きのメールがくるくらい。あと、私のお母さんがトレーナーをしていて、生徒のお母さんたちに、「今度うちの娘が『プリパラ』ってアニメの主人公をやるのよ」みたいに伝えたら、「知らない人いないですよー」「うちの娘も毎週観ていてー」って言われたらしくて、大きい作品なんだなあと。

山田 私も同じような感じ。私は出身が福井なのですが、しばらく連絡をとっていなかった地元の友達から「おめでとう」の言葉をいただいて。そういうきっかけを作ってくれた素敵な作品です。アニメをあまり知らない子でも『プリパラ』は知っていたりして、いろんな方に広く知られている作品なんだと改めて実感しました。

●「いま『プリパラ』の世界に来ているんだ」って感じてもらいたい
○すみずみまで歌詞を見てほしい

――『プリパラ』といえば個性豊かな楽曲が特徴的ですが、それぞれ自身が演じるキャラクターの楽曲についてひとことお願い致します。

伊達 ゆいはずっと「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」でライブをしているんですけど、印象的な回があります。12話でゆいが、自信をなくしたにのに勇気を出してもらおうと怪我をした足でライブをするシーン。Dメロの"ナユタ セツナ 不安だよ"という歌詞に被る形で、ゆいとにののモノローグが映し出される。ここでさっきの「にのも、夢見つけたいっす」、「きっといつか見つかるよ!」という流れにつながるんですけど、アフレコの時はセリフだけだったんですけど、本編を観て曲と重なることによって感動が増しました。かわいい曲なのに感情を揺さぶってくるんです。ゆいのはじめてのソロ曲だし、タイトルに「アイドルタイム」と入っているように、作品の表題曲のような気持ちで歌っているので、その曲を1クールの締めという形で披露できてよかったです。ただ、Dメロの部分はセリフと被っていたので、じっくり聴きたいかたはぜひCDで確かめてください!

大地 にのの「あっちゃこっちゃゲーム」はすごくパワーをもらえる曲です。それだけに苦労した楽曲なんですよ。私はプライベートでも男性の曲ばかり歌うので、これだけ高い声で歌うことはなかったんですよ。それを女性キャラクターの高いキーで歌うのはちょっぴりつらかったんですけど、がんばって地声で出しました。『プリパラ』って個性のぶつかり合いみたいなところがあるので、どの人とも歌い方を被らせたくなくて、にのにしか歌えない曲にしたかったんです。私はもともと歌の仕事をしたかったし、得意でもあるので、語尾の上げ方とか、発音とかにはこだわりました。あと、電子音が好きな人には絶対刺さると思うので、集中してヘッドフォンで聴いてほしいですね。特にイントロが格好いい。歌詞もちゃんと見てほしいので、ぜひCDを買って、歌詞カードを見て、こんなこと言ってたんだって思ってほしいですね。

山田 みちるちゃんの「GOスト♭コースター」はセクシーに歌うようにがんばりました。

伊達 メイキングドラマが好きなの! 絶対的誘惑アーチマジック。

山田 ミーチルは、最初はセクシー、クール路線で演じていたんですけど、演出で、もっと子どもっぽくと言われました。中学2年生の女の子が一生懸命やっている感じで、でもメイキングドラマのときはもっとセクシーでいいよと。全体的にみちるとミーチルの二面性が散りばめられているんですけど、特に"知ってるのはゴーストだけ テラーハウスまで おいでなさい"という歌詞が好きなんです。カッコ書きの中まで作り込まれているので、すみずみまで歌詞を見てほしいですね。

○観た人に「なるほどね」って気持ちになってもらいたい

――『プリパラ』はライブイベントも多数行われていますけど、やっぱり歌うときはライブのことを意識しました?

伊達 歌うだけでも大変なんですよ。キャラクターの声で歌うし、息継ぎも大変なのに、ライブではこれプラスで踊るんだって。最初、ゆいちゃんのライブ映像を観たときに思ったのは、「こちとら運動をしてこなかった声優やで」って(笑)。i☆Risちゃんのライブも観させてもらったんですけど、ずっと踊りっぱなしですごいなと。けど、みんなを楽しませたいっていう気持ちは負けないです。

大地 にのはライブシーンで側転してたんですよ。さすがに再現するのは厳しいかもって(笑)。私はにのと正反対で運動が苦手なんです。にの役に受かったときはうれしかったんですけど、踊りもあると思ったら大変だなと思っていたんです。楽曲を聴いたときにも、「こんなダンサブルな曲調だったら、絶対振り付けも激しいじゃん」と思っていたら、側転ですからね(笑)。ステージ上ではにのちゃんでいたいので、観た人に「なるほどね」って気持ちになってもらうために、楽しい気持ちを忘れずにやっていきたいです。

山田 私も運動できないから。

大地 でも運動部じゃん!

伊達 バレー部じゃん!

山田 そこはなんの足しにもならないから(笑)。やっぱり、世界観は大切にしたいと思っているので、ライブを観に来たお客さんに「いま『プリパラ』の世界に来ているんだ」って感じてもらいたいです。私は山田唯菜でもあり、みちるちゃんでもあり、ミーチルでもある。そこを崩さずに楽しんでいただけたらと思います。

――ありがとうございます。最後に、これまでの『プリパラ』シリーズのなかで好きなキャラクターや楽曲は?

大地 (紫京院)ひびきさまですね。

山田 私も!

大地 あんなに格好良くていいのかって思うよね。

山田 女性だって忘れることもある。

大地 あれで女性ってのが大事。私も男の子をやることが多いから、憧れる。あとは男プリも好き。WITHの「Giraギャラティック・タイトロープ」は神曲! 各キャラクターの個性も出てるし、あのささやきがいいね。はじめて聴いたときになんだこのエモい曲はって。

伊達 私はそらみスマイルと、「トライアングル・スター」がシンプルに好き。それと、ノンシュガーの「シュガーレス×フレンド」が好きすぎて。ずっと家で踊っているくらい。『プリパラ』の打ち入りで(太陽)ペッパー役の山下七海ちゃんと会ったときに、「甘くなるのはこれからー」って言いながら乾杯してもらったんだー。

大地 ただのファンじゃん!(笑)。

アイドル:タイム!!
価格:1,296円(税込)
CD
「アイドル:タイム!!」
「アイドル:タイム!! TVサイズ」
「アイドル:タイム!! マイク連動ver.」
「アイドル:タイム!! Inst.」
ほか

アイドルタイムプリパラ♪ソングコレクション 〜ゆめペコ〜DX
価格:2,484円(税込)
CD
01 チクタク・Magicaる・アイドルタイム! ゆい(cv.伊達朱里紗)
02 ブランニュー・ハピネス! ゆい&らぁら(cv.伊達朱里紗&茜屋日海夏)
03 あっちゃこっちゃゲーム にの(cv. 大地 葉)
04 GOスト♭コースター みちる(cv. 山田唯菜)
05 チクタク・Magicaる・アイドルタイム! -inst.-
06 ブランニュー・ハピネス! -inst.-
07 あっちゃこっちゃゲーム -inst.-
08 GOスト♭コースター -inst.-
DVD
01 チクタク・Magicaる・アイドルタイム!
02 ブランニュー・ハピネス!
03 あっちゃこっちゃゲーム
04 トライアングル・スター
【初回特典】
ゆいのトモチケ(ラビットハートラズベリーコーデ)
ジャケットイラストステッカー

アイドルタイムプリパラ サマーライブ2017
発売日:2017年12月8日
価格:Blu-ray 5400円、DVD 4,320円(共に税込)
収録内容:夜の部公演を収録予定(特典映像は昼の部公演より数曲収録予定)

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