【結婚・離婚の幸福論】モラハラと何が違う? 西島秀俊や松岡修造が妻に厳しいルールを敷いても家庭円満でいられる理由

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2017年10月31日 23:00  citrus

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先日、俳優のいしだ壱成さんが離婚をしたことが話題になりました。こちらの連載でも紹介しましたが、「起床時には、コップ1杯ずつの水と白湯を用意しておくこと」「お風呂の温度は45度に保っておくこと」「サラダ用に7種類のドレッシングを用意しておくこと」といった独特なルールを設けていたことも離婚の原因のひとつになったのではないか、と本人は反省のコメントを出していた様子。ところが、振り返ってみると、芸能界でもいしださんのように、妻に対して厳しいルールを守らせていることがほかにもあるようです。

 

有名なところでは、3年前に結婚した俳優の西島秀俊さん。16歳年下の妻に対し、「映画鑑賞は必ず(西島さんが)ひとりで行くこととする」「(西島さんからの)メールの返信がなくても文句を言わないこと」「夜遅くに帰宅しても、食事やお風呂、翌日の着替えまですべて用意すること」といったルールを守らせているという報道がありました。

 

ほかにも「熱い男」として好感度の高い松岡修造さんも「亭主関白」ぶりを発揮していると言われている人のひとり。「夕食のおかずに肉を焼くときは、一枚ずつフライパンで焼いて、焼き立ての状態でお皿に盛りつける」「すっぴんは見せない」といった夫婦間のルールがあるというエピソードは有名。「結婚したらオレは100%幸せになれる自信があるけれど、キミを幸せにする自信はない」と松岡さんが言ったとされるプロポーズの言葉についての驚きの噂もあるほどです。

 

ダイアモンド☆ユカイさんも、夫婦間にルールがあると公表しています。「電子レンジであたためるだけの料理は食事に出さないこと」「(ユカイさんが)帰宅したときは、適温のお風呂を用意していること」といった、外で働いている人なら男女の性別を問わず、うらやましいと思えるようなルールがあるようです。

 

そうした亭主関白ムード満点の情報が公開されると、「モラハラでは?」「今どきそんなルールありえない」といった批判の声がある一方で、「そういうタイプがいることにも納得できる」「なんだかんだうまく行っているのならいいのでは?」と寛容な意見が同じくらい聞こえてくるものです。

 

というのも、もともと亭主関白型の夫には2種類、存在するのも事実。ひとつは、仕事や人間関係のストレスなどから、妻に甘えてしまい、ワガママを押し付けてしまうタイプ。こういうタイプの夫は、家庭で妻に八つ当たりすることが、ストレス解消にもなっていることが少なくありません。もうひとつは、「自分はひとりで頑張って働いて、家族を養う分だけ稼いでいるのだから、妻であるあなたも全力でボクを支え、ついてきてほしい」というタイプ。ストレス解消からくる亭主関白とはひと味違っています。

 

実際、西島さんや松岡さん、ダイアモンド☆ユカイさんは、厳しいルールを押し付けているだけではなく、たくさん仕事をしてしっかり稼いでいるはず。家族を養い、守るためのルールということなら、亭主関白も男らしさのひとつとして妻や家族から尊敬の対象になるのではないでしょうか。

 

ただ威張っているだけの夫は妻や家族からリスペクトされるどころか、やがてソッポを向かれてしまう危険性がありますが、結果がともなう亭主関白なら魅力にさえ変わるもの。先の見えない時代だからこそ、「頼りがいのある夫」として求められる要素になっているのかもしれませんね。

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  • 西島さんや松岡さん並みに稼いできてくれるなら文句言わないし、言えないさ。ま、私はいくらお金持ってるとしてもそんな男性とは結婚しない。何を重視するかは人それぞれ。
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