西武が来季コーチ陣を発表 復帰の松井が兼務する「テクニカルコーチ」とは…?

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2017年11月17日 17:11  ベースボールキング

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選手兼テクニカルコーチに就任した松井稼頭央
◆ 松井稼頭央がTCに就任!杉山&許、両OBも入閣

 西武は17日、来季のコーチングスタッフを発表した。

 昨季から大きな陣容の変化はないが、同日に入団が発表された松井稼頭央が「選手兼テクニカルコーチ」に就任。松井のテクニカルコーチ就任に関して鈴木球団本部長は、「ようは技術を教えてもらう。走塁もそうだし、バッティングであればスイッチヒッター、守りであれば内外野とも守れるので、総合的なものは教えられる、アドバイスできるという判断」と、その意図を説明した。

 指導の範囲は一軍二軍を問わないものの、「抹消されたら必ず二軍とは限らない」とも説明。抹消となった際のテクニカルコーチの役割は「今後話を詰めていく」とのこと。また、「選手という意思を尊重した上で、彼の豊富な経験をライオンズの選手たちに浸透させてもらいたい」と、来季プロ24年目を迎えるベテランへの期待を語った。契約期間は1年。指導者としての適性を判断する必要もあり、「将来コーチだよということではない」(鈴木球団本部長)。

 一方の松井も「選手としてしっかり勝負できるようにオフやキャンプが本当に大事になる」と語りつつ、「テクニカルコーチという役割は初めてなので、経験したことを若い選手にアドバイスできるようにチームのためにしっかりやっていきたい」と意気込みを語った。

 その他にも、昨年まで野手総合コーチだった橋上秀樹コーチが「作戦コーチ」となり、西武OBの杉山賢人コーチと許銘傑コーチが新たに「二軍の投手コーチ」に就任。昨季まで台湾・ラミゴで指導していた杉山コーチは、宮崎で約3週間にわたりチーム視察したことを明かし、「若手投手の底上げ」を課題に上げた。


◆ 2018年・西武コーチングスタッフ
【一軍】
85 辻 発彦(監督)
73 橋上秀樹(作戦コーチ)
72 土肥義弘(投手コーチ)
74 西口文也(投手コーチ)
84 秋元宏作(バッテリーコーチ)
80 嶋 重宣(打撃コーチ)
76 阿部真宏(打撃コーチ)
83 馬場敏史(内野守備・走塁コーチ)
70 佐藤友亮(外野守備・走塁コーチ)
7 松井稼頭央(選手兼テクニカルコーチ)

【二軍】
86 潮崎哲也(監督)
75 高木浩之(野手総合コーチ兼打撃コーチ)
90 杉山賢人(投手コーチ)
91 許 銘傑(投手コーチ)
82 野田浩輔(バッテリーコーチ)
87 黒田哲史(内野守備・走塁コーチ)
77 赤田将吾(打撃コーチ兼外野守備・走塁コーチ)
81 星 孝典(育成コーチ)

【トレーニングコーチ】
92 坂元 忍
95 黒川春樹
96 工藤建太
98 里 隆文

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