学校の先生から受けたひどい罰 「ガムテープで手首拘束」「二階のベランダから宙吊り」「全校生徒の前でバリカンで丸坊主に」

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2017年11月21日 11:51  キャリコネニュース

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体罰が即問題となる今では考えられないが、ひと昔前までは教師が生徒に手を上げることなど日常茶飯事だったとよくいわれている。現在30〜40代あたりの人なら、一度ぐらいは「先生からのビンタ」をくらった経験があるかもしれない。36歳筆者も当然経験アリだ。

しかし体罰が珍しくなかったそんな時代にも、見ている他の生徒がトラウマになるほどの罰を与えていた先生がいたようだ。11月20日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で「学校の先生から受けたひどい罰」が話題になると、コメンテーターの株式トレーダー・若林史江が小学1年生の時に経験した「シャレにならない」エピソードを披露した。(文:みゆくらけん)

PTAでも問題になった体罰教師の奇行

冬のある日の休み時間、生徒たちが暑がっていたため、ついていた電気ストーブを消してあげた若林。その行為に担任は激怒、若林の手首をガムテープでグルグル巻きにし、拘束したままの状態で「そのまま帰れ」と帰宅させられたらしい。

「泣きながら帰って、うちのお母さん大激怒」

そりゃ母親も憤慨するだろう。先生なりに何か理由(ストーブに触るのは危険だからダメだと常日頃言っていたとか)があっての激怒なのかもしれないが、いくらなんでも小学1年生の子どもにすることではない。

他にもその担任は、今でいう注意欠陥多動性障害(当時はあまり認知されていなかった)の生徒を二階のベランダから宙吊りにしたりと、行き過ぎた体罰を行っていたという。結局はPTAで問題になり辞めていったというが、小学校生活の記憶がほとんどない中「その先生の奇行だけを覚えている」ほどトラウマになったのだとか。

「小学1年生から3年生まで毎日往復ビンタをくらっていた」

視聴者が番組に寄せたメッセージでも、「先生から受けたひどい罰」が紹介されていた。

「高校生の時にパーマをかけたことを理由に、全校生徒の前でバリカンで丸坊主にされた」
「忘れ物や授業中の私語などで、小学1年生から3年生まで毎日往復ビンタをくらっていた。途中から手が痛いからという理由で出席簿で殴られていた」

全校生徒の前で公開処刑。これ、筆者の高校時代にもありました。化粧禁止という校則の下、アイブローペンシルで眉毛を書いていた女子を発見した先生が「今すぐ化粧を落としてこい」の命令。

そこまではまだいいが、問題になったのはその後。アイブローペンシルで書かなければ眉毛が全くないその子に対し、先生は卒業アルバムに載せる写真にまで「眉毛ナシ」を要求。これには「女子としてあんまりだ」とクラス中から同情とクレームが集まっていた。それでも結果的に眉毛ナシ撮影・掲載は決行させられたのだから、あの時代の先生の権力は凄かった。今だったら即問題になり、親が出てくるところだろう。

「時代は変わった」とはいうが、そんなふうに昔と今の「先生」を取り巻く環境には、あまりに大きな違いがある。体罰はけして推奨されるものではないが、今の先生たちは何かあるとすぐにバッシングされやすい状況にあり、少し可哀想だな、窮屈そうだなという印象もある。少なくとも筆者は、先生から受けた納得のいかない罰で「大人の理不尽さ」を知ったが、大人になった今、それは自分にとってそう悪いことではなかったとも思っている。

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