GLAY TERU&TAKURO、スペシャルアコースティックライブ披露「55枚目にしてまた宝物できた」

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2017年11月23日 09:42  リアルサウンド

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 GLAYが、11月22日に55枚目のシングル『WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜』を発売。その発売日当日、カップル50組を招いて行われた『YouTube Music Night with GLAY「WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜」』にTERUとTAKUROが出演した。


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 YouTube Music Nightは、YouTubeに動画を掲載する音楽アーティストをYouTube Space Tokyoに招聘し、定期的に開催されている音楽ライブイベント。今回はストリングスとピアノを交えたスペシャルアコースティックライブが披露された。なお、ライブの模様は、YouTube GLAYチャンネルにて全世界同時配信が行われた。


 まずステージに登場したのはTAKURO。現在バンドのツアーと並行してソロツアー『GLAY TAKURO Solo Project 2nd Tour“Journey without a map 2017”』を開催中ということで、ソロアルバム『Journey without a map』より「Guess Who」を披露。ピアノとエレキギターによる繊細なセッションが、会場の雰囲気と相まってゴージャスなムードを作り上げた。


 ストリングスの4名に続き、大歓声に迎えられたTERUがいよいよステージに登場。「僕に冒険を教えてくれた曲です」と紹介し歌われたのは『SUMMERDELICS』リード曲「the other end of the globe」。TERUとTAKUROが作詞、TERUが作曲を手がけたナンバーだ。楽曲が持つ壮大なイメージが、ストリングスとピアノの生演奏により再現される。TERUの歌声の素晴らしさがダイレクトに伝わる編成だ。さらに、「僕らにとってすごく大切な曲。たくさんの人に出会わせてくれた曲」として歌われた「HOWEVER」や「pure soul」といった時代を越えて愛され続ける名曲たちに会場が酔いしれた。


 途中には、不在メンバーの近況が報告される場面も。現在開催中の全国ツアー『GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”』では、TAKURO曰く「HISASHIの才能が渋滞、そこにJIROが参戦してる」とのことで、ツアーの充実ぶりをうかがわせた。さらに、HISASHIが「HISASHIN TV」として人気ユーチューバー・HIKAKINのオマージュ映像をアップしたことからHIKAKINがGLAYのライブに訪れたエピソードや、ライブが控えている台湾の視聴者にむけて台湾語で挨拶するなど、この日ならではのトークも楽しむことができた。


 そして最後は『WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜』の話題へ。同作にはTAKUROが数あるGLAYの曲の中でも一番好きだという「時計」や、長年GLAYのプロデューサーを務めた故・佐久間正英も編曲に携わった「Satellite of love」の再録、HIDEが作詞作曲したX JAPAN「Joker」カバーのライブ音源が収録されている。TERUは「10年後にも再録しようかな。30、40、50代と聴き比べたい」、TAKUROは「彼らがいかに大事な存在だったかということを伝えるのも、生きている自分たちの使命」とそれぞれ語り、TAKUROは「55枚目にしてまた宝物ができましたね」と感慨深げにコメントした。


 そして、TERUが「今自分たちがどう愛情を伝えていくかという課題の中で、対相手だけではなく周りにいる家族、そしてこれから生まれてくる子どもたちにも愛情を残したい。幅広く愛される曲になれば」と告げ、「あなたといきてゆく」を披露。しかし、歌い終えると、歌詞が途中で飛んでしまったTERUが歌い直しを希望。アコースティックギターを置いて歌うことに専念し、“たっぷりの愛情を注いで”再度同曲を披露しライブは終了した。


 TAKUROを先に送り出したTERUは最後に「ライブでお会いしましょう。来年も激しく活動しますので、宜しくお願いします!」との嬉しい言葉を残してステージを去った。(久蔵千恵)


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