欅坂46 織田奈那、ファンとメンバーを魅了する求心力 ムードメーカーとしての活躍に注目

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2017年11月23日 12:12  リアルサウンド

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 『欅って、書けない?』(テレビ東京/以下『けやかけ』)の11月19日放送回にて、欅坂46の織田奈那が「どんどん自分の女子力が上がってる気がして」と発言し、ファンから注目を集めた。これまでムードメーカーとして欅坂46を牽引し、メンバーや同番組のスタッフからも厚い信頼を得ている織田。本稿では、欅坂46とお茶の間の距離をグッと近づけた功労者である彼女の活躍を考察したい。


 『けやかけ』に初登場した際は、好きな四字熟語に「因果応報」をあげ、その理由を「世の中そうであれって思っています」といきなり名言を生み出した織田奈那。その後もバラエティでは率先して発言するポジションになり、デビューから間もないにも関わらず、MCがオチを任せるような存在に。


 同番組の企画「インテリ女王決定戦」では、トーク中に間違えて回答ボタンを押してしまった織田に、MCの澤部佑(ハライチ)が「織田さんどうしました?」と聞くと、すかさず「越後製菓!」と機転の利いた回答を披露。その際は、「越後製菓」というワードがTwitterでトレンド入りするほどの影響力を見せた。そのほかにも、ディズニー映画『魔法にかけられて』の面白さを伝えるために、挿入歌「想いを伝えて」を本気で歌いながら、澤部と即興ミュージカルを行ったり、けやき坂46の2期生 丹生明里がクールポコのモノマネを披露した際は二つ返事で相方役を引き受け、逆に後輩を食ってしまうという活躍を見せた。キャリアを積み、グループ内でも突出したバラエティ能力を見せる織田の技は、テレビの向こう側にいるファンをいつも楽しませている。


 初期の欅坂46のメンバーは、他のアイドルグループに比べてシャイで、前に出てくるタイプが少なかった。トークを振れば結果を残してくれる織田は、バラエティ部門を一気に背負った貴重な存在だ。デビュー当時は“笑わないグループ”としての印象も強かっただけに、明るく柔らかい印象を世間に与えるきっかけを作った織田の貢献は、欅坂46にとても大きなものだっただろう。


 また、平手友梨奈がMCのラジオ番組『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』(ニッポン放送)では、そのトーク力を見込まれてなのか、ゲスト出演する回数がグループ内で一番多い織田。平手が欠席する際はその代打をこなしたりと、いざと言う時に頼れる存在であることも伺える。メンバーの渡邉理佐は、「オダナナは全てを受け止めてくれる」と語り、ほかのメンバーも何をしても怒らない、人の話を聞いてくれる(ただし人の話を聞いてないことも多い)、お母さん的存在と解説。メンバーから日常的にイタズラをされることが多く、いじられキャラとしてもメンバーから愛されている。本人が出演していないにもかかわらず、10月21日に放送された『シブヤノオト』(NHK総合)で石森虹花は「欅坂の楽屋は織田奈那いじりが激しく、それでけっこうわちゃわちゃしている。すごい面白い」と語っていた。多くのメンバーと絡める中心人物的存在の織田は、グループの潤滑油として、欅坂46の中での重要な役割を担っていると言える。


 メンバーから好かれる織田自身だが、彼女自身は小林由依にストーカー的な愛情を注いでいる。織田が小林の魅力を紹介するためのブログ「ぽんかんさつ」は、11月21日現在#40まで連載が続いているほど。比較的クールな小林だが、織田の絡みや暴挙には感情豊かに対応。織田というフィルターを通すことで、メンバーの人間味が引き出され、より魅力的に彼女たちのひととなりを見せることができている。


 ただ、織田は自分が考えるアイドル像と、今のキャラクターのギャップに葛藤することも。自分のリアクションを見てファンが減ると泣き出したり、番組で自身のビジュアルへのコンプレックスを吐露するなど、アイドルとしての悩みを常に抱えていた。2016年12月14日のブログでは、「私がなりたい理想のアイドルと今の自分が遠く離れすぎていてとても悲しいです」と本音を語っていた(参考:織田奈那 公式ブログ)。その葛藤が晴れたと思わせたのが、『けやかけ』でメンバーが小林に憧れているという話をした際に、織田が「2人の言うことすごい分かる。やっぱり十人十色だと思うので、みんな違ってみんな良い」と発言したこと。また、「今の自分は好きです。みんなにもそれを分かって欲しい」と語ったのが印象的だった。


 11月19日の『けやかけ』で行われた心理分析で織田は、「自分のセクシーさに自信が出てきた事の表れ」と分析されると、「どんどん自分の女子力が上がってる気がして、最近香水2個買った」とコメント。化粧の仕方を知らず、ノーメイクでオーディションを受けていた彼女が、すっかり大人の女性としての自信がついてきているようだ。


 バラエティ能力が高い上に、美しさにも目覚めつつある織田。12月13日に発売される『週刊少年マガジン』では、織田、長沢菜々香、米谷奈々未の3名で、“ななちゃんず”として巻頭グラビアを飾ることも決定している。バラエティ面から芸能活動を広げている先輩アイドルもいるため、今後の織田奈那の成長には注目せざるを得ない。(本 手)


このニュースに関するつぶやき

  • ダニのバラエティスキル半端ないからね(^-^)とりあえずダニかおぜこに話振っとけば笑いが取れるみたいになってるからな( ̄▽ ̄)その次がふーちゃんと井口やな( ̄▽ ̄)
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