就学前の子どもたちは「できないのが当たり前」「ママが守ってあげなくちゃ」「失敗して泣いていても、どうしてこんなにかわいいのだろう」と何があっても許せた気がしますよね。
けれど、小学生になった途端「もう小学生になったのだから、これくらいちゃんとできてよ……」と思うように。このように、子どもが小学生になると「子どもにガッカリしてしまいます。」というお悩みを聞くことが多くなります。
そこで今回は、塾講師ライターである筆者が経験を元に、「子どもはこういうものだ」と特徴をお話します。これを知っておくだけでも、グっと子育てがラクになりますよ。
「小学生になった途端、急にお友だちとのトラブルが増えて、学校から連絡が来ることも増えました……。」筆者の周りでは、そんな声を聞くこともあります。
子どもは心も体もぐっと大きくなって来る学童期には、体力や考える力がつきできることが増えます。
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しかし、だからといって大人のように冷静に色々考えて行動するようになる……なんてことはありません。
「これ、やってみたらできるかも!」「楽しそう! やっちゃえ!」となりふり構わず、危険かどうかも考えずに挑戦してしまうことが多いのが、この時期の子どもたちです。
小学生になってからも失敗やケンカをたくさんして、少しずつ学んでいくものだとママは知っておきましょう。
小学校にあがったとたん、「あの子はできているのに、どうしてうちの子はできないのかしら……」と、周りと比べて不安になってしまうママが本当に多いです。
筆者は保護者の方から上記のような相談を受けた時、「確かに、その部分はAちゃんの方ができるようになるのが早いようですね。でもこっちの部分はBちゃんはとってもスムーズにやっていますよ。」と伝えます。
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すると保護者の方はハッとし、「本当ですね。できないことばっかりに目を向けていました……!」と気づく方もいらっしゃいます。
1つの事柄に対してあまり練習せずにできる子、練習を重ねて少しずつできるようになる子など、子どもによって“学ぶペースや育つペース”は違います。
その子が苦手な部分を克服していくには「もっと練習したい!」と思うことが大切。そのためには、できる部分をしっかり認めて自信に変えることが不可欠です。
小学生になったら、一気に何でもできるようになるわけではありません。
ママは、どんなことができるのかをじっくり観察し、「できているね!」とたっぷり認める声かけをしてあげてください。
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できていない部分の練習は、優しく見守り時には手伝ってあげて下さい。
「ちゃんとやりなさい!」「なんでできないの?」では、やる気が出ないのが子どもたちなのですよ。
いかがでしたか?
小学生になったからといって劇的に色々なことをできるようになるわけではありません。
ぜひママが大きく構えて、子どもを見守ってあげてくださいね。
【画像】
※ ANURAK PONGPATIMET , Tatyana Dzemileva / Shutterstock
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