ジャニーズWESTが仕掛ける“笑えてカッコいい”世界観 「考えるな、燃えろ!!」の注目点は?

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2017年11月24日 07:02  リアルサウンド

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 ジャニーズWESTが、今夜11月24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。11月22日にリリースされた最新ダブルAサイドシングル『僕ら今日も生きている/考えるな、燃えろ!!』から、「考えるな、燃えろ!!」を披露する予定だ。この曲は、7人が主演を務めたNetflixオリジナルドラマ『炎の転校生REBORN』の主題歌ということもあり、それぞれ演じたキャラクターに扮して歌う姿が印象的。今夜の見どころについて芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。


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「関西出身の明るいキャラクターを活かして、デビューシングル『ええじゃないか』から、 楽しい楽曲をリリースしてきたジャニーズWESTですが、この曲は過去最大級のインパクトかもしれませんね。ドラマ『炎の転校生REBORN』は1980年代に連載された漫画『炎の転校生』の原作とした実写化作品。先日『ヒルナンデス!』(TBS系)に出演中の中間淳太さんがお話していたように“いい意味でのB級感”が大きな魅力です。PVも特撮ヒーローのような映像で、その様子を見た関ジャニ∞の横山裕さんが“俺らもこういうことようやったなー”と、温かく見守っていたのも微笑ましかったです。非現実的な世界でキャラクターになりきって大暴れする彼らをとことん楽しめる作品。とはいえ、横山さんの発言を受けて“僕らはまだまだ続けます!”と力強く話す桐山照史さんの熱血さは、かなりドラマの世界観と近いものを感じますが(笑)」


 デビュー前から、ひとつの舞台を作り上げてきたジャニーズWESTならではの演技力とチームワークが最大の見どころだと続ける佐藤氏。


「個人的には、濱田崇裕さんがイントロで叫ぶ“考えるな、、、 燃えろー!!”の部分が、舞台『少年たち〜Jail in the Sky〜』で彼が演じたドS看守長が思い出され、グッときました。普段は温和でジャニーズWESTのなかでもムードメーカーの濱田さんが、険しい表情を見せるのは、こうした役柄になりきったときだけだと思います。ふだん甘いマスクの小瀧望さんもキリリとしていますし、逆にクールな印象の藤井流星さんが全力で熱血キャラになりきっているのも新鮮です。神山智洋さんも細かな振り付けがキレキレで、身体能力の無駄遣い感がたまりません(笑)。また、重岡大毅さんが“拳突き上げ”の部分を“拳とぅきあげ”と歌っているのも注目してほしいですね。雑誌『Songs』で、レコーディング中に気合いが入りすぎたのを“面白いからこのままいこう” ということになったと語っていました。そのエピソードを受けて、ライブで披露するときも続けるようになったそうです。他にも舞台仕込みのアドリブ力で、隙あらば顔芸をぶっこんできたり、真顔の決めポーズがくすりと笑えるものだったりと、ツッコミどころ満載なパフォーマンスが繰り広げられるので、画面の隅々までチェックしてほしいと思います」


 持ち前のバラエティ力を発揮しながらも、新しい顔も見せてくれる。これぞ、ジャニーズWESTのエンターテインメント。今夜は、彼らが仕掛ける笑えて、カッコいい、独自の世界観を思う存分堪能しよう。(佐藤結衣)


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