上白石萌音&萌歌が初の姉妹共演 山崎賢人主演の映画『羊と鋼の森』

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2017年11月24日 18:12  CINRA.NET

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『羊と鋼の森』 ©2018 「羊と鋼の森」製作委員会
2018年6月から全国東宝系で公開される映画『羊と鋼の森』に上白石萌音、萌歌が姉妹で出演することがわかった。

『羊と鋼の森』は、『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2016年本屋大賞』で1位に輝いた宮下奈都の同名小説を映画化する作品。北海道の田舎で育った主人公・外村直樹が、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎と出会ったことをきっかけにピアノの調律に魅せられ、調律師を目指して成長していく様を描く。主人公の外村役を山崎賢人、外村を導いていく調律師・板鳥役を三浦友和が演じることがこれまでに発表されていた。

上白石萌音、萌歌が演じるのは、外村が調律師として駆け出しの頃に出会い、彼の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹の佐倉和音と由仁。2人が姉妹で共演するのは同作が初めてとなり、劇中では連弾のシーンもあるという。

姉の和音役を演じる上白石萌音は撮影を振り返り「現場に入った時に、家で会っている妹に『おはようございます』と言うのが面白く、新鮮でした。また妹と共演できるからこそ、リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした」「姉妹として、ピアニストとしてお互いを意識して高め合える和音と由仁は、『理想の姉妹だね!』と妹とよく話しています」とコメント。

天真爛漫な妹・由仁役を演じる上白石萌歌は「役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました。連弾のシーンで、練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかったです」と語っている。

■上白石萌音のコメント
初めて原作を読み、何度も涙が出そうになりました。匂い、音、温かみ、それらが文字から伝わってくる不思議な原作で、繰り返し読みました。
撮影現場も、そんな原作の世界観を投影したような温かい現場で本当に楽しかったです。
現場に入った時に、家で会っている妹に「おはようございます」と言うのが面白く、新鮮でした。また妹と共演できるからこそ、リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした。
今作の和音という役、私と似ている部分がたくさんあります。姉として「しっかりしなきゃ」と思う気持ち、由仁に対してジェラシーを感じる姿など、私も妹の心の強さ、ポジティブさを羨ましく思う時があったので、役と繋がりながら演じました。姉妹として、ピアニストとしてお互いを意識して高め合える和音と由仁は、「理想の姉妹だね!」と妹とよく話しています。
映画館から出たくなくなる、ずっとその世界を堪能していたくなる映画になると思います。

■上白石萌歌のコメント
台本を読んだ時、こんな詩のような台本があるのかと感動しました。また、原作の舞台である北海道で撮影したことで、肌で感じる新しい感覚がたくさんあり、すごく気持ちが入りました。
姉と初めて一緒にお芝居をしましたが、台本の読み合わせを家で一緒にできたのは面白かったですね。お互いに意見を出し合ったり、有意義な読み合わせができました。
ピアノの練習も重ねていきましたが、由仁は和音と違って跳ねるような音色を奏でるので、そのような曲のピアノの音色を聴くことで役作りをしていきました。
役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました。連弾のシーンで、練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかったです。
どんな映画になるのか、すごく楽しみで、私も早く観たいです!
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