「241」+「59」…ヤンキースに加わるもう一機のバズーカ

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2017年12月12日 16:41  ベースボールキング

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ベースボールキング

入団会見を行ったジャンカルロ・スタントン
◆ 「キャリアで最高の時間になる」

 ヤンキースは現地時間11日(日本時間12日)、トレードで獲得したジャンカルロ・スタントンの入団会見を行った。

 背番号27のユニフォームを受け取った28歳は「とても興奮している」と笑顔。「キャリアで最高の時間になる」と新天地でのプレーに期待を寄せた。

 スタントンは今季ナショナル・リーグのMVPに選出された28歳の外野手。両リーグ最多の59本塁打で自身2度目の本塁打王に輝き、132打点で初の打点王のタイトルも獲得している。

 2010年のメジャーデビューから8年連続で20本塁打以上を記録。故障による欠場や好不調の波が激しい時期もありながら、通算本塁打はすでに267本を数える。2014年のオフには当時所属していたマーリンズと北米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(現在のレートで約368億7000万円)プラス出来高という超大型契約を結んだことでも話題を呼んだ。


◆ 名門復活のカギ握る“本塁打王コンビ”

 今季はメジャートップの241本塁打を記録したヤンキース打線。その中心にいるのが、ルーキーながらアメリカン・リーグの本塁打王に輝いたアーロン・ジャッジである。

 メジャー全体で見てもスタントンに次ぐ52本のアーチを描いた驚異の新星。これで来季のヤンキース打線には両リーグの本塁打王が揃うことになり、前年50発以上の大砲が2人も在籍するというのはロジャー・マリスとミッキー・マントルの“MM砲”以来で56年ぶり2度目のことだ。

 このオフの目玉・大谷翔平の獲得に失敗した際にはショックを隠しきれなかった地元メディアも、今回の電撃トレードには大きく沸き立った。ただでさえ今季は歴代最多となる6105本の本塁打が飛び交ったメジャーリーグ。どこからでも一発が飛び出すヤンキースの打線は相手にとって脅威でしかない。

 名門復活へ…。本塁打王コンビを擁する強力打線はチームを9年ぶりのワールドチャンピオンに導くことができるか。来季のヤンキースから目が離せない。

【ヤンキース・2017年本塁打トップ5】
1位 52本 アーロン・ジャッジ
2位 33本 ゲーリー・サンチェス
3位 25本 ディディ・グレゴリアス
4位 21本 ブレット・ガードナー
5位 19本 マット・ホリデ
―――
☆ジャンカルロ・スタントン=59本

このニュースに関するつぶやき

  • 馬鹿みたいに給料は高くてHRも馬鹿みたいに飛ぶが、今季までは安定感がなくて値段とつり合わない選手のように見えていた。ただ昨季のボンズのコーチで何かを掴んだ結果が今季なら大丈夫かも。。
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