マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、直近8試合のうち7試合を欠場しているアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンについて言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
13日に行われたプレミアリーグ第17節ボーンマス戦では、ベンチ外となっていたムヒタリアン。モウリーニョ監督は、攻撃陣の競争が激しいことを強調し、現在は同選手より他の選手がプレーに値する状態であることを明かした。
「ベンチには6人のフィールドプレイヤーしか置いておくことができない。そして私は、バランスを考えている。ボーンマス戦では、違うところをプレーできる2人のDFがいた。(アシュリー)ヤングは全てのウィングもできるし、ウィングバックでもプレーすることができる。(デイリー)ブリントはそれ以外の場所をカバーできる」
「MFとして(アンデル)エレーラがいて、ストライカーとしてズラタン(イブラヒモヴィッチ)がいた。そして、マーカス(ラッシュフォード)はセカンドストライカーやウィングとして起用することができる」
「スタメンでは、(アントニー)マルシャルと(フアン)マタ、(ジェシー)リンガードを起用していた。ミッキー(ムヒタリアン)を入れてしまったらチームのバランスが崩れてしまっていた。だから、現状では他の選手にプレーするチャンスがある状態となっている」
ボーンマス戦では、モウリーニョ監督が言及した5選手以外は、アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロとスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフがベンチ入りしており、現状ムヒタリアンのポジションは無くなってしまっている。モウリーニョ監督の信頼を勝ち取り、再び出場機会を得ることはできるのだろうか。