エヴァートンのサム・アラダイス監督が、イングランド代表MFロス・バークリーの去就について言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
エヴァートンとの契約が2018年6月までとなっている現在23歳のバークリーには、チェルシーやトッテナムといったビッグクラブが関心を示していることが明らかになっている。アラダイス監督は、今冬の移籍市場でどこかのクラブと合意した場合には、放出も仕方ないと考えているようだ。
「難しい問題だよ。私はまだその問題の全体について把握はしていない。それに私にできることは何もないよ。もし1月中に彼がクラブとの契約延長に応じず、どこかのクラブと合意し、クラブが放出を認めた場合には、私は認めなければならない」
一方で、アラダイス監督は、クラブと新たな契約を結ばなくても、ケガが回復した場合にはバークリーを起用することを考えていることを明かした。
「もし、彼が今シーズン最後までここに残り、チームの力になることができるなら、来夏フリーになったとしても起用するよ。そうなることは嫌いだが、私はそうするよ。ハムストリングの状態は悪かったが、復帰には近づいていると思う」
バークリーは、そけい部のケガにより、今シーズンはいまだ出場できていない。