プレミアリーグ第18節が16日に行われ、首位を走るマンチェスター・Cと現在4位のトッテナムが対戦した。
首位を独走するマンチェスター・Cは古巣対戦となるカイル・ウォーカーやケヴィン・デ・ブライネがスタメン入り。一方のトッテナムは、公式戦4試合連続ゴールを記録しているソン・フンミンやエースのハリー・ケインなどが先発に名を連ねた。
試合は14分に動く。レロイ・サネが蹴った左のコーナーキックをフリーで待っていたイルカイ・ギュンドアンが頭で沈め、マンチェスター・Cが先手を取った。
1−0で後半に入ると、最初にチャンスを作ったのはトッテナム。54分、エリア手前でボールを持ったケインが強烈なミドルシュートを放つ。しかし、マンチェスター・CのGKエデルソンがファインセーブを見せ、ゴールを許さない。
66分にはマンチェスター・Cが決定機を作り出す。左サイドでボールを持ったサネがドリブルでペナルティエリア内に進入し。右足でシュート。これはトッテナムのGKウーゴ・ロリスに防がれるもこぼれ球にラヒーム・スターリング詰める。しかし、シュートは無情にも枠を外れ、マンチェスター・Cは追加点を奪うことができない。
それでも再び試合を動かしたのはマンチェスター・Cだった。70分、自陣からのカウンターでパスを繋いでいくと、最後はデ・ブライネが左足を振りぬく。勝利を大きく引き寄せる2点目を奪った。
勢いに乗るマンチェスター・Cは74分、デ・ブライネがエリア内で倒されてPKを獲得する。しかし、このPKはガブリエル・ジェズスが失敗し、ダメ押しゴールは奪えない。
しかしマンチェスター・Cの勢いはまだまだ止まらない。80分、左サイドを抜け出したサネの折り返しにスターリングが合わせ、試合を決定づける3点目をもぎ取った。
89分にはスルーパスに抜け出したスターリングがGKロリスをかわしてダメ押し点を押し込む。
意地を見せたいトッテナムも後半アディショナルタイム、クリスティアン・エリクセンがドリブルから左足でシュートを放つ。ボールはゴール右隅に吸い込まれ。トッテナムが最後に1点を返した。
試合はこのまま4−1で終了。マンチェスター・Cがトッテナムとの上位対決を制し、プレミアリーグの連勝記録を16勝に伸ばした。
【スコア】
マンチェスター・C − トッテナム
【得点者】
14分 1−0 イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・C)
70分 2−0 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
80分 3−0 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
89分 4−0 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
90+3分 4−1 クリスティアン・エリクセン(トッテナム)