レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、クラブに給料アップを要求しているようだ。スペイン紙『マルカ』が17日付で報じている。
先日、フランス紙『フランス・フットボール』が発表する2017年のバロンドールを獲得し、16日に行われたFIFA クラブワールドカップ UAE 2017の決勝、グレミオ戦でもフリーキックを直接沈め、史上初の連覇にも貢献したC・ロナウド。
改めてその勝負強さを見せつけたC・ロナウドには度々、レアル・マドリード退団の噂が浮上しているが、試合後に「本当にここで引退したい」とクラブ残留宣言ともとれる発言をした。
しかし、現行契約で年俸3400万ユーロ(約45億円)を受け取るC・ロナウドは、この額に不満を持っているようだ。先日、バルセロナと新たな契約を結んだアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、年間およそ4200万ユーロ(約55億6000万円)を受け取ることとなり、新契約を結ぶ際にそれ以上の待遇をクラブに要求する考えだという。
上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスやパリ・サンジェルマン所属のブラジル代表FWネイマールも、現時点でそれ以上の年俸を受け取っている。C・ロナウドとしては“世界最高の選手”としてふさわしい待遇を望む、といったところだろうか。