【結婚・離婚の幸福論】「財産分与なし」に持ち込んだ松居一代。次は“離婚カウンセラー”としての活躍が期待されている!?

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2017年12月20日 15:00  citrus

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写真:日刊現代/アフロ

続々と独特な動画を公開し、「松居劇場」と言われて世間を賑わせた松居一代さんと船越英一郎さんの離婚が成立したことが発表されました。


離婚成立を報告する会見では、松居さんの笑顔と母親への“生電話”のパフォーマンスも印象的。船越さんへの気持ちをたずねられる場面では「大っ嫌いですっ!」と笑顔でキッパリ断言したことも話題になりました。


松居さんが、今回の離婚成立について「本当にうれしい」としたことには、いろいろな見方があるようです。


「『うれしい』というのは松居さんが強がっているように思える」「本音は、離婚したくなかったのでは?」という意見がある一方、「グダグダになった人生をリセットできるチャンスでは?」「自分が稼いだお金を憎い夫に持って行かれるのは、たしかに耐え難いかも……」と松居さんに共感する声も。


「離婚調停で詳細を公開してはいけないことになっている」という財産分与については、船越さんが保有していた自宅建物の5分の1の所有権を買い取ったことを説明。そのほかの要求についても、ほぼ松居さんの希望通りになったとされているとか。「人生の大掃除をすることができた」と笑顔で語った松居さんの真意は、お金なのか船越さんへの復讐なのか、あるいはどちらも叶えたかったのかもしれません。


一般的な場合でも、松居さんと船越さんのような熟年夫婦のケースは、若い夫婦と比べてもめることが少なくありません。長年、つれそった夫婦だけに、お互いの言い分があったり、夫婦で築いた財産が相当なものになっていたりすることももめる理由となるものです。とくに、夫から離婚を切り出された女性の場合、「これまで夫のことを支えてきたのに、『別れたい』のひと言で相手の言うままに離婚しなくてはならないなんて許せない!」と離婚の話し合いが一筋縄ではいかなくなることもあります。


松居さんの場合、結婚後にヒット商品の開発や投資などで稼いだお金は相当な額になっていることが想像できます。離婚となると、それを夫と分けなくてはならなくなる可能性も出てきます。にもかかわらず、今回のように「財産分与はなし」という結果を出せたのは、本当にすごいこと。もしも、これから松居さんが離婚カウンセラーになって、同じような立場の女性側についてサポートし、同じように「財産分与なし」の結論に持ち込めたとしたら、間違いなく優秀な離婚カウンセラーとしてトップクラスの活躍が約束されるでしょう。


離婚は、その手順やアプローチによって、結果が大きく変わるもの。──そんなことを教えてくれた一件でした。もちろん、これから幸せになれるかどうかは本人たちにしかわからないことではありますが……。
 

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