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「うちの子は生まれつき茶髪…」髪の色・瞳の色の差って何?

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2018年01月13日 21:52  It Mama

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It Mama

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子どもの数だけ、顔も違えば髪色・瞳の色・声・背格好・性格も様々です。


ですが昨年、生まれつきの髪色が校則違反とされ、染めることを強要された方がニュースで話題になっていましたね。


「日本人は黒髪に黒目が基本」と言っても、中には生まれつき髪色が明るい茶色の子もいますし、瞳の色が灰色に近い子もいたりします。


そこで今回は、医学博士の筆者が“生まれつきの髪色・瞳の色”にフォーカスして、どのように色の違いが出てしまうのかお話したいと思います。




日本人でも、赤毛や灰色の目の子がいる?

まず根本的なところで考えてみると、人間の髪の毛の色や目の色は人種的なものによってある程度決まります。そもそも日本人は、



一般的に皮膚の色が黄色、頭髪は黒色、直毛で、体毛はうすく、髭は少ない。身長は中位、手足は短く、胴長である。
頭の形は比較的丸く、顔は扁平、蒙古ひだがみられる。また幼児期には強い蒙古斑が現れる。以上のような点からみて日本人がモンゴロイド大人種に属していることは疑いない事実である。
しかしモンゴロイドはいくつかの集団に分かれており、これらの集団が日本列島において混じり合い、現在の日本人が形成されていった過程は、必ずしも単純なものではない。(※1)



とされており、“モンゴロイド”に由来するということが言われています。


この場合は通常ある種の疾患などを有している場合を除いて、黒髪や目の色も黒くなるケースが多くなります。


では、そもそも髪の毛の色や目の色は何によって決まるのか?


これはメラニン色素の量によって決まります。



髪も目も「メラニン色素」の量が多いと黒くなる
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メラニン色素には大きく分けて2種類あり、1つが“黒色”の「ユーメラニン(真性メラニン)」、もう1つが“黄色”の「フェオメラニン(黄色メラニン)」です。


これらの複合体が髪の毛の色を決めています。(※2)


このユーメラニンの量が少ないと黒髪ではなく、茶色や赤毛となると考えられます。


同様に目の色もこれらのメラニンで決定します。


目の色はカラーコンタクトなどをする部分、“虹彩(こうさい)”に存在する色素で決定します。(※3)


この虹彩に存在しているメラニンの量で目の色は変わってきますが、一般的に、メラニン色素が多いとダークブラウン、少ないとライトブルーになります。(※3)


関連記事:ひょっとして遺伝のせい?赤ちゃんの「髪が薄い」原因



肌の色が異なるのは、住んでいる地域が異なるから
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人種的な視点から見て行くとわかりやすいのですが、“赤道”に近い地域に住んでいる場合、発達的に紫外線から身を守るために肌の色が黒くなります。


逆に赤道から離れている地域に住んでいる場合は、日照量が少ないために肌の色が白くなります。


その中間点に住むアジア系の場合は肌の色が日本人的な色になります。(※4)


ですから、黒人の場合は黒髪であり目の色も黒い場合が多く、白人の場合はブロンドヘアーであり、目の色も茶色や青になる傾向にあるのですね。


日本人同士から生まれた子であっても赤毛や黒髪など髪色が異なるのは、結局この“メラニン色素の量の違い”と言えます。


このメラニン色素を作るためには特定の遺伝子が関係していると言われています。(※5)


子どもが生まれて来る際に、この遺伝子の発現が弱い場合などはメラニン色素の量が少なくなってしまうので、そのようなときには髪の毛が茶色くなったり、目の色も黒ではなく茶色くなってしまうということが考えられます。


遺伝的な要因で考えてみるとこれらは改善させる方法はありません。



髪の毛の色であれば将来的に染毛等で変化させることは出来ますが、目の色に関しては変えることは難しいかもしれませんね。


髪の色も瞳の色も、その子の“個性”であると考えてみてあげてはいかがでしょうか。



【参考・画像】
※1内藤芳篤著 「日本人」『世界大百科事典』21、下中直人編、平凡社、2009年、改定新版、445頁。
※2清水宏(2011)『新しい皮膚科学 第一章 皮膚の構造と機能 B.表皮 メラノサイトとメラニン合成<第2版>』p10-11 – 中山書店
※3レーシック・視力回復なら神戸神奈川アイクリニックホームページ, レーシックとは, 眼の雑学, 眼の色の秘密
※4瀬口典子, 骨から見るヒトの多様性, 特集3◆中等教育でまなぶ「人種」「民族」とヒトの多様
※5築地長治, メラニン色素細胞の分布と機能分化 Melanin Pigment Cells: Their Localizationand Functional Divergence, 顕微鏡Vol.44,No. 2(2009)
※ VGstockstudio、Rob Hainer、DenisProduction.com / Shutterstock


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  • 人は大量生産品か?「“個性”であると考えてみてあげてはいかが」でなく、「個体別の特徴なのです」が生物学的に正しい。私の赤っぽい浅黒の肌、緑がかった茶色の目と髪は、有効な個体識別アイテムだ!
    • イイネ!2
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