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【あれから10年】厳選!「2008年のアニソン」Best10―『星間飛行』からあの電波ソングまで

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2018年01月14日 16:12  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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今から遡ること10年前。2008年のアニソンを振り返り、当時の思い出に浸りつつ、アニソンライターがオススメの10曲をご紹介します。

【特集】あれから10年…!? 2007年のアニソンBest10/もってけ!セーラーふく、アンインストール、空色デイズなど

今では超有名アーティストとして活躍する声優やアイドルの瑞々しい歌声を聴ける曲から、懐かしの大ヒット曲、そして、隠れた名曲まで。

貴方の思い出のアニソンは、入っていますでしょうか?

■ランカ・リー=中島愛『星間飛行』(『マクロスF』劇中歌)

2008年のアニソンベストということで、絶対に外せないのが、やはりこの曲。実力派アニソンシンガーとして活躍する中島愛さんが自身の主演する『マクロスF』で披露した楽曲で、2000年代に突如として出現した至高のアイドルソングです。

中島さんにとっての実質的なデビュー曲であり、自身が演じた同作のメインヒロインの一人である新人アイドル「ランカ・リー」のキャラクターソングでもある本曲。

作曲には、菅野よう子さん、そして、作詞には、松本隆さんという超豪華なクリエイターを迎えて制作された楽曲で、メロディも歌詞もひたすらに完成度の高いラブソングとなっています。

現在では、"声優アーティスト"として確固たるポジションを築いている中島さんですが、10年前のデビュー曲であるこの『星間飛行』では、現在に繋がる輝きの片鱗を感じさせつつも、ヴォーカリストとしての声量や音域にまだまだ荒削りな部分があり、それが今聴き返してみるとひとつの「味」や「色気」に繋がっているのが如何にもおもしろい。

まだまだ、ちょっとぎこちなく、だからこそ応援したくなる。まさに、新人シンガーならではのイノセントなエモーションを放つ曲だと思います。

また、本曲はサビの直前に挿入される「キラッ」というフレーズや、特徴的な振付けとポージングでも人気が爆発。

当時のニコニコ動画では、「歌ってみた」「踊ってみた」というファン参加型の動画が大量に投稿され、また、本曲のジャケットイラストをオマージュした二次創作イラストがWEB上に次々に生み出されるなど、当時のアニメ界を彩る大きなムーブメントを巻き起こしました。

2000年代のアニソンにおける"アンセム"のひとつであり、ランカのキャラクターと中島さんのアーティスト性が密接にシンクロ(これは、同作においてランカの恋のライバルとなるシェリル・ノームと、その歌声を担当したMay'nさんにも言えます)することで生み出された奇跡の1曲。まさに、名曲中の名曲です。

■戸松遥『motto☆派手にね!』(『かんなぎ』OP)

戸松遥さんのセカンド・シングル『motto☆派手にね!』は、戸松さんがメインヒロインを演じたアニメ『かんなぎ』のオープニング主題歌として使用された楽曲。

中山美穂さんが1987年に発表した『「派手!!!」』をオマージュしたナンバーで、ホーンセクション風のサウンドや、ファンキーなベースライン、低音と高音を強調したドラムサウンドなど、80年代のアイドル歌謡曲のファンならば思わずニヤけてしまうようなサウンドが強い個性となっています。

戸松さんの歌唱もそうした80年代歌謡曲のエッセンスを意識したのか、やや鼻にかかったアイドル然とした歌声で、何とも初々しさを感じる仕上がりに。

現在では、ソロ曲やグループ曲で、その高い歌唱力と見事なコーラスワークを見せてくれる戸松さんですが、その原点のひとつとして決して外すことが出来ない初期の名曲です。

ちなみに、本曲の作・編曲を手掛けているのは、神前暁さん。神前さんは、『かんなぎ』で、劇伴や挿入歌も担当しており、そちらの楽曲でも素晴らしいサウンドを残されています。『かんなぎ』を未見の年若いアニメファンの皆さん、アニメ本編のストーリーや戸松さんの演技と合わせて、音楽面にもご注目ください。

■可憐Girl's『Over The Future』(『絶対可憐チルドレン』OP)

椎名高志先生原作の同名漫画をアニメ化した『絶対可憐チルドレン』で、その主題歌を担当したのが当時小学生だったメンバーによって結成されたキッズアイドルグループ、可憐Girl'sです。

同作との一種の"メディアミックス"的なニュアンスも持っていたユニットで、アニメの放映とシンクロした活動期間内に2枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしています。

『Over The Future』は、同ユニットのファーストシングルで、『絶対可憐チルドレン』の前期オープニングとして使用された楽曲。ドラマティックで高揚感のあるシンセサウンドとキッズユニットならではの幼くも溌剌とした歌声を軸に据えたダンスポップナンバーです。

ちなみに、この可憐Girl'sの一人であった中元すず香さんは、現在、「SU-METAL」名義で、BABYMETALのメンバーとしてワールドワイドな活躍をされています。

『絶対可憐チルドレン』の放映当時は、まさか、その主題歌を歌っていた女の子が世界中で有名ヘヴィメタルバンドと共演したり、大規模なロックフェスに出演するような大物アーティストへと成長を遂げるとは夢にも思っていなかったわけですが……ある意味で、「10年」という時の流れを最も体感させてくれる1曲といえるでしょう。

■石田燿子『STRIKE WITCHES 〜わたしにできること〜』(『ストライクウィッチーズ』OP)

2008年を象徴するヒットアニメのひとつが『ストライクウィッチーズ』。アニメ放映時のキャンペーンで使用された「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」という奇抜(過ぎ)なキャッチコピーに代表される斬新な設定と硬派なミリタリー描写をメインとした巧みな作劇や、個性豊かな少女たちが織り成す人間ドラマで、アニメファンの話題を集める人気作に。続編や劇場映画も制作されました。

ベテランアニソンシンガーの石田燿子さんが歌う主題歌『STRIKE WITCHES 〜わたしにできること〜』は、ポップでキャッチー、尚且つ、スピード感のあるメロディがアニメのイメージにもピッタリで、作品と強くマッチした主題歌に。

石田さんのチャーミングな歌声は、本曲の明るいイメージを強くブーストしており、ポジティヴなエネルギーに満ちた本曲のパワーをより一層強力なものにしています。

ビート感を強調した打ち込みの低音もカッコ良く、"可愛さ"の中に"強さ"を感じられる点も高評価したいポイントです。実にアニソンらしいアニソンですが、その真っ直ぐさがひたすら気持ち良い良曲。

■9mm Parabellum Bullet『Wanderland』(『RD 潜脳調査室』OP)

"オルタナティヴ"な質感を持ったロック・サウンドがアニメの主題歌としてテレビから流れてくる……その新鮮な光景でアニメファンとロックファンに驚きを与えてくれた曲が、『RD 潜脳調査室』のオープニング主題歌に起用された9mm Parabellum Bulletの『Wanderland』です。

歌謡曲的な響きとは明らかにニュアンスが異なるヴォーカルや歪みまくったギターなどのオルタナティヴなロック・サウンドをアニメ作品の主題歌として耳にした瞬間のインパクトは絶大で、こうした"尖った"楽曲がアニメというポップカルチャーとの繋がりを持ったという事実に、当時は大いに感慨を抱いたものです。

この『Wanderland』以前にも、オルタナティヴなサウンドに「ポップなメロディー」と「明快な楽曲構成」を持ち込むことで、幅広い層にその音楽的魅力と才能を伝搬することに成功したASIAN KUNG-FU GENERATIONやBase Ball Bear、或いは、アニメやアイドル関連のコンポーザーとしても活躍するCOALTAR OF THE DEEPERSのNARASAKIさんといったクリエイターや、『フリクリ』や『交響詩篇エウレカセブン』のように、「アニメ」と「オルタナティヴ・ロック」の接点を生み出した先達は存在していましたが、キューミリのアニメ作品への起用も、そうした邂逅の象徴的な事象であり、ひとつのマイルストーンとしての輝きを現在まで放ち続けているように思います。

『RD 潜脳調査室』が放映されていた「日本テレビの火曜深夜枠」のアニメ主題歌は、ヴィジュアル系バンドやラウドロックのバンドによるハードな楽曲など、攻めた選曲が多かったのですが、その中でも特に意義深いナンバーです。

■結(早見沙織)、月海(井上麻里奈)、草野(花澤香菜)、松(遠藤綾)『セキレイ』(『セキレイ』OP)

こちらも神前暁さんの作・編曲による2008年作。曲名と同タイトルの美少女バトルアニメの主題歌として書き下ろされた楽曲で、その勇壮なメロディを最大の魅力としています。

緻密な打ち込みによって、ストリングスやホーンセクションを重ね、厚みを増した複層的な音作りに加えて、一気に感情を高めていくかのように飛翔するサビのメロディが素晴らしく、心をが震わせるような感動的なニュアンスを全編に渡って宿している楽曲です。

また、歌っている声優陣の顔ぶれも何とも豪華で、アニメに主演していた早見沙さん、井上麻里奈さん、花澤香菜さん、そして、遠藤綾さんという、それぞれに歌唱力に定評がある女性声優がキャラクター名義で歌唱を担当。4人の歌声が、サビでユニゾンする時の圧倒的な快感も本曲の持ち味となっています。

現在では、ソロ歌手としても活躍されている早見沙織さんにとって活動初期の主演作としても知られる本作。早見さんのファンならば、絶対にチェックしておきたい1曲です!

■THYME『forever we can make it!』(『To LOVEる -とらぶる-』OP)

『週刊少年ジャンプ』連載時に、その過激なお色気描写で話題を呼び、その後、様々なメディアミックス展開やスピンオフ作を生み出した『To LOVEる -とらぶる-』のテレビアニメ化も今から10年前の2008年の出来事。

男女混合のスリーピースバンド、THYMEが歌う『forever we can make it!』は、英国の匂いを感じさせる硬派なガールズ・ロック。ガレージロックのようなラフで硬質なバンドサウンドと、ちょっとハスキーな女性ヴォーカリストの組み合わせは色気とカッコ良さを楽曲内に生み出しており、そのスタイリッシュなサウンドは、この年のアニソンシーンでも強い印象を残しました。

この音にして、『To LOVEる -とらぶる-』の主題歌という良い意味でのギャップも、却って曲の個性を引き立てていたように思います。

THYMEは、同年に放映された『魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜』に提供した『Fly Away』も良曲で、そちらもオススメですよ。

■小川真奈『スッピンロック』(『ヒャッコ』OP)

2000年代半ばから後半のアニソンシーンを振り返る際に、重要なトピックの1つとして触れておかなければならないのが、つんくさんやハロー! プロジェクトのアイドルが残した音楽の数々です。

例えば、2007年から放送を開始した『しゅごキャラ!』では、Buono!が、そして、2008年から放映をスタートした『イナズマイレブン』では、Berryz工房がフィーチャリングアーティストのような形で番組に携わり、歴代の主題歌を担当。

また、モーニング娘。を筆頭にハロプロ所属のアイドルが出演した『きらりん☆レボリューション』や、つんくさんが声優として劇中に客演し、更に、主題歌の制作も担当した『極上!!めちゃモテ委員長』など、キッズ作品を中心に、ハロプロやつんくさんプロデュースのアイドルがアニメに深く関わっていたのが、まさにこの頃なのです。

アニメの主題歌や挿入歌にして、アイドルソング。そんな素晴らしい音楽の数々が世に生み出されました。

『スッピンロック』もそうした時期におけるつんくさんの仕事の1つで、小川真奈さん(キャナァーリ倶楽部)のデビューシングルであると同時に、つんくさんも音楽プロデューサーとして制作に参加した深夜アニメ『ヒャッコ』の主題歌として起用されたガールズ・ロックナンバー。

兎にも角にも明快なメロディが命になっている1曲。10年経った今聴いても、まったく古さを感じさせません。2010年以降の"アイドル戦国時代"突入前な当時のアイドルシーンの空気感を感じる上でも、抑えておきたいナンバーです。

『ヒャッコ』は、つんくさんが平野綾さんに提供したエンディング曲の『涙 NAMIDA ナミダ』もこれまた名曲ですよ!

■pigstar『君=花』(『純情ロマンチカ』OP)

『純情ロマンチカ』は、ボーイズラブコミック界の人気作家である中村春菊先生の漫画を原作としたアニメ作品。特徴的な演出や台詞回しがアニメのメインターゲットである女性ファンは勿論、一部の男性ファンからも支持され、テレビアニメ版も全3作が制作される人気シリーズに。

ノイタミナ枠で放送された『のだめカンタービレ』シリーズや、東映アニメーションの作品で活躍されている今千秋監督のフォルモグラフィーとしても、アニメファンに知られる作品です。

第1シーズンのオープニング主題歌は、ロックバンドpigstarが歌う『君=花』。ストレートなバンドサウンドが魅力の曲で、ひたむきに真っ直ぐなメロディと歌は、所謂"青春パンク"的な音楽エッセンスを色濃く宿しており、ビートもギターは熱く、そして、ちょっと甘酸っぱい。

愛する人を花に例えて、自身の愛情を描く歌詞世界もロマンティックで、女性のみならず男性も思わずときめいてしまうような、とても良く出来たラブソングです。

本曲が好評を博し、pigstarは同作の第2シーズンのオープニング主題歌も担当。そちらの曲では鍵盤楽器を加えた、これまた素敵な青春ラブソングを聴かせてくれました。

■ケメコ(斎藤千和)『プリップリン体操』(『ケメコデラックス!』ED)

2010年代に入ると『侵略! イカ娘』『じょしらく』『ガールズ&パンツァー』、そして、『SHIROBAKO』と大ヒットアニメを次々に世に送り出し、ヒットメーカーとなった水島努監督が2008年に制作した美少女ギャグアニメのエンディング曲。

四つ打ちビートやアッパーなシンセサイザーなど、ダンスソングとしてのツボを抑えた作編曲が施されているものの、それらを全て無に帰す程のトンデモない歌詞が強烈な印象をリスナーに残す電波ソングであり、"全く踊れないダンス・チューン"となっています。

「ジグムント」「ソドムの市」「パゾリーニ」といったおよそアニメソングとしては相応しくない不遜(で、尚且つ、ちょっとアーティスティックな感性を感じさせる言葉のチョイス)なキーワードが並び、挙げ句の果てには、唐突に、某大国の大統領(当時)を揶揄し始める。非常に毒の効いたユーモアが散りばめれた歌詞の存在感は、まさに唯一無二。

この辺りのセンスは、『クレヨンしんちゃん』への参加や、監督作の『よんでますよ、アザゼルさん。』『じょしらく』等のブラックユーモアを含んだコメディも得意とし、また、OVAの「邪道魔法少女シリーズ」で電波曲の作詞を手掛けた水島監督の"リリックメーカー"としての本領発揮といったところでしょうか?

斎藤千和さんの吹っ切れた歌声も「凄い!」としか言い様がない破壊力に満ちています。間違いなく、2008年度ナンバーワンの怪曲です。

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