インテルが交渉を進めるも…セビージャがスタリッジの獲得を検討か

セビージャがリヴァプールに所属するイングランド代表FWダニエル・スタリッジの獲得を検討していると噂されている。イギリスメディア『スカイスポーツ』が18日付で報じた。

　すでにインテルなどが獲得へ向けて調査を進めているスタリッジ。今シーズン、第19節を終了したリーガエスパニョーラで6位と上位進出を狙うセビージャが、同選手の獲得を目指している。いまだ具体的なオファーは提出していないものの、セビージャはレンタルでの獲得を希望しているという。

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、放出候補に挙がっているスタリッジに対して「これほどクオリティの高い選手がスタメンで出場できないのは、本人も満足はしていないだろう」とコメント。しかし、自身の思いを続けた同監督は「選手との関係は良好さ。これからもたくさん試合をこなさなければいけないし、全員必要だと私は考えているよ」と話し、去就については見守る姿勢を保っているものの、戦力として計算していることを主張した。

　2012−13シーズンの冬にチェルシーからリヴァプールへ移籍したスタリッジ。2013−14シーズンには21ゴールを挙げ、得点ランキングで当時チームメイトだったウルグアイ代表FWルイス・スアレスに次ぐ2位となる。しかし、その後はケガを繰り返しスタメンの座を奪われると、今シーズンのプレミアリーグは9試合に出場。その中でスタメンでは5試合にとどまっている。