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Q. 結婚して7年、38歳になった今でも子宝に恵まれず、不妊治療に挑もうかと本気で考えています。しかしネットを漁ると排卵誘発剤や自己注射など、なんだか大変な痛い思いをしそう……とイマイチ踏ん切りがつかないのも事実で。ゴローさんは3年もの間、不妊治療の奥様を支えたと聞きます。実際、経験者の立場からその辺のことをお伺いしたいです。
(Tさん・38歳/会社員)
社会問題化している不妊治療と、それを取り巻く環境。
それを証明するかのように今クールから『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系・木曜22時)という妊活をテーマにしたドラマが始まりました。
さっそく僕も観たのですが、なかなかリアルでしたね。
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診察時間前なのに超満員のクリニック、タイミング法に萎える旦那など経験者なら「あるある」と共感したでしょう。
またこのドラマにはゲイカップルも出てきたりと不妊治療を軸に、様々な性のあり方、そして子どもを産む・産まない意味など広いテーマに挑戦していくと期待され、第2回以降も目が離せない展開でした。
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さてその『隣の家族は青く見える』のサイトを見ると、視聴者からのメッセージ欄が。
そこには質問者さん同様、排卵誘発剤や自己注射などの辛い体験談が多く寄せられていました。
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僕は3年間の不妊治療を経験していましたが、妻もやってましたねえ。
自分で注射なんて、僕なら怖くて仕方ありません。
妻の場合、注射は冷蔵庫に冷やして保管していたのですが、「自宅の冷蔵庫にポンプ(注射)があるなんて、クライムムービーに出てくるプッシャー(ヤクの売人)じゃねえんだから!」と思ってしまいました。
傍らでブスリと自己注射する妻に「やっぱ痛い?」と聞くと、「針が細いから、そんなに痛くない」という意外すぎる答えが。
もちろん個人差がありますから断言はできませんが、質問者さんの恐怖は“注射器”というイメージによるものが多きいのではないのでしょうか?
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ウチの妻ように「意外と……」なパターンかもしれませんよ。
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また妻は、1日5回の投薬をしている時期があり、これは大変そうでした。
例えば9時・12時・15時・19時・22時……仕事や日々の生活のなかでこれだけ薬を飲むとなるとつい忘れがちになります。
これが平日ならまだしも、一気に気が抜ける週末ともなると大変です。
ゆっくり寝ているうちに投薬時間が過ぎ……なんてことに。
確かウチの妻の場合、最後の投薬が23時だったんです。
23時を迎える前にうっかり寝落ちしそうになる妻を「お薬あるから!」と何回も起こしたことを覚えています。
そんなある日、あるタレントさんから飲み会に誘われたことがありました。
行ってもよかったのですが、また寝落ちしてしまうかもしれない妻のことが心配になり、断りました。
妻には、そのタレントさんから飲み会に誘われたことも、断ったことも、まだ言っていません。
何が言いたいかというと、男性にもそういう「支え方」ができるということです。
自己注射や排卵誘発剤というと、女性だけに負担がかかると思われがちです。
しかし夫婦ふたりで行うのが、不妊治療。投薬の時間管理など男性にもできることはいくらだってあります。
不安や恐怖だって、愛するパートナーとなら半減できるかもしれないのだから。
【参考・画像】
※ Image Point Fr , Photographee.eu / Shutterstock
※ 隣の家族は青く見える – フジテレビ
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