西武池袋本店で関東最大級のバレンタイン催事がスタート、新企画の開催も

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2018年01月20日 14:42  Fashionsnap.com

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西武池袋本店で、バレンタインに向けた催事「チョコレートパラダイス2018」が1月20日にスタートした。会期は2月14日まで。

 「チョコレートパラダイス」は、1,200平方メートルの会場内に約120ブランドが集結する関東最大級のバレンタインイベント。今年は日本初上陸の「ラ・ショコラトリー シリル・リニャック(LA CHOCOLATERIE CYRIL LIGNAC)」などフードライター ラファエル・マルシャルがセレクトした6ブランドをはじめ、同イベント初登場の「ファブリス・ジロット(FABRICE GILLOTTE)」や「ヴァンサン ゲルレ(VINCENT GUERLAIS)」「HOMARE(誉)」などが並んでいる。開幕前夜の1月19日に女性客約500人を招待した前夜祭では、「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」や「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」などが賑わい、さまざまなブランドのチョコレートを食べ比べて購入を検討する人や、試食用のチョコレートを撮影する人が見られた。
 西武池袋本店は昨年12月、10代〜30代の女性1,157人を対象にバレンタインに関するアンケートを実施した。「前回のバレンタインに友人や家族からチョコレートをもらったか」という質問に対し約6割の女性が「もらった」と回答。また、「前回のバレンタインに誰にチョコレートを贈ったか」の質問に対しては、「家族」と答えた人は26.8%、「恋人や配偶者」は23.9%、「自分」は18.1%という結果が出た。アンケート結果について、企画担当者は「女性から男性にチョコレートを贈るというだけのイベントではなくなってきている」と分析する。
 こうした傾向に合わせて、同店は今年のバレンタインシーズンに新たな企画を次々と打ち出している。チョコレートパラダイスと同期間に、全館でチョコレートに焦点を当てたイベント「イケセイ ショコラ フェスタ」を初開催。インテリアのフロアではドーナッツに見立てたタオル、婦人雑貨のフロアでは板チョコを象ったポーチをラインナップし、化粧品のフロアでは「ショコラメーク」の体験教室を開くなど、チョコレートの販売だけではないアプローチを仕掛けている。
 また、アンケートで「チョコレートを購入する際に重要視することは何か」という問いに対して「限定品・希少性」という回答が最も多かったことに着目し、2月7日からはホテルとの共同企画「東京ホテル バレンタイン ショコラコレクション」を展開。東京マリオットホテルをはじめとする有名ホテルがバレンタインシーズンに販売する限定チョコレートが一堂に会す。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのラグジュアリーブランドが並ぶ1階のフロアにあえて特設スペースを設置することで、ホテルのエントランスの優美さを表現するという。
 バレンタインの催事の売上は年々伸びており、昨年は2006年と比較して4倍に達した。今年の売上目標は、館内全体と「チョコレートパラダイス」それぞれ前年比110%を掲げている。
■チョコレートパラダイス2018会期:2018年1月20日(土)〜2月14日(水)会場:西武池袋本店7階=催物場(1,200平方メートル)出店ブランド:120ブランド
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