キム・ジョーンズが感謝を伝えたかった相手は?「ルイ・ヴィトン」でのラストショーでサプライズ演出

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2018年01月21日 14:03  Fashionsnap.com

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ショーのフィナーレに登場したナオミ・キャンベルとケイト・モス Image by: LOUIS VUITTON
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、パリ時間1月18日14時半(日本時間の同日22時半)に2018年秋冬メンズコレクションを発表した。2011年からアーティスティックディレクターを務めてきたキム・ジョーンズ(Kim Jones)がブランドで手掛ける最後のショーとなり、フィナーレではスーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Cambell)とケイト・モス(Kate Moss)がサプライズで登場した。

 コレクションは「ランドスケープ(=景観)」を見渡すという意味から「Overview」と名付けられ、メゾンの過去、現在、未来を表現。アイテムにはケニアの大地をヘリコプターから撮影した写真をプリントしたほか、砂漠や砂岩などからインスパイアされたグレーやオリーブの落ち着いたカラーパレットに、時折オレンジやネオンイエローの差し色が取り入れられた。また、光沢感のある素材やレギンスを組み合わせたスポーティールックに、アウトドアで用いられるようなレースアップブーツを合わせるなど、"現代に生きる旅人"に向けたスタイリングが提案された。 ショーのフィナーレにはモノグラム柄のレインコートを羽織ったナオミ・キャンベルとケイト・モスが登場。驚きの声が上がる中、キム・ジョーンズはモデル2人を伴ってランウェイを一周した。会場はスタンディングオベーションと拍手で包まれ、ブランドのメンズウエアを7年にわたって牽引し、飛躍へと導いたデザイナーをねぎらった。 ショー後に投稿されたジョーンズのインスタグラムには「ブランドの一員になる機会を与えてくれた」というマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)への感謝が綴られ、ナオミとケイト2人の出演はジェイコブスが在籍していた「2000年代初期のルイ・ヴィトンへのオマージュだった」とコメントした。
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