女性に頼られないと不安になる男性の深層心理

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2018年02月02日 19:00  citrus

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■男性は女性に頼られると伸びるもの!?

 

男性としては「女性に頼られるほうがうれしい」という意識はあるだろう。

 

「今の彼女はいろいろ相談してくれて、うれしいですね、やはり。自分の知識や経験からアドバイスすることで、彼女に感謝されると自信にもつながって、それが仕事のモチベーションにもなる。彼女から絶対的に信頼されているんだという思いが、ますます2人の愛情を強めているようにも思います」

 

ヒロトさん(36歳)は、にこやかにそう話す。彼女の「操縦術」がうまいのかもしれないが、男性をこういう気持ちにさせる女性はモテるだろう。ところが、ヒロトさんの前の恋愛は今ほどうまくいかなかった。

 

「前の彼女は非常に自己完結している人で、僕がいてもいなくてもこの人は大丈夫だなと思っていました。結局、そういう寂しさが積もり積もって別れたんです」

 

自分の存在価値がわからなくなる。そういう恋愛は確かに寂しいかもしれない。

 

 

■存在価値は別のところにあるという女性の言い分

 

今の時代、仕事も生活も1人でなんとかやっていける。そんな女性は多い。別の会社、別の仕事をしているのなら、仕事の相談は関係者にしたほうがいいだろうし、愚痴をこぼしたいときは女友達のほうがふさわしい。

 

「6年付き合っている彼がいて結婚したがっているんですが、私はあまりするつもりがない。『オレはきみの何なんだ』とよく言われますが、大事な存在であるといつも答えています。そうすると、大事だったら結婚するのが当たり前だろうって。当たり前ですかね? 結婚して家庭をつくることだけが男女のありようなのだろうかとずっと考えているんです」

 

ミエさん(35歳)が結婚したいと思わないのは、両親が離婚しているから。永遠の愛情など彼女は信じていないのだという。結婚に大きな価値があるとも感じていない。そして、彼に一方的に頼ることはしない、何か決定するときは自分でする。だが、それが彼を不安にさせているようだ。

 

「いちいち人に相談しなくたって、自分のことは自分で決められますよね。何でも彼に相談する女性は、彼の関心を引きたいだけなのでは? 彼に甘えているようで、実は彼を甘えさせているのかなと思います」

 

けだし名言。過去、女性たちはそうやって男性をうまく手のひらで転がしてきたのかもしれないが、男女の関係、そろそろ別の方法で熟成させていったほうがいいのではないだろうか。

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  • 要約:男に依存することの否定による依存の正当化。
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