妊娠期は多くが不妊に悩まされる

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2018年02月03日 11:01  妊活・卵活ニュース

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妊娠と不眠
グラナダ大学とハエン大学の研究チームは、「European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology」にて、妊娠前と比べ、妊娠後期の不眠は10倍に増加すると発表した。

妊娠期の不眠は母子の健康に影響を与え、妊娠糖尿病、妊娠高血圧や子癇前症(しかんぜんしょう:妊娠期における高血圧や尿蛋白)、早産、緊急帝王切開の要因に成り得るといわれる。

妊娠後期における不眠の増加
研究チームは、グラナダ、ハエン、ウエルバ、セビリアにて、妊娠中の女性486人を対象に妊娠と睡眠断片化(睡眠時に何度も目覚める症状)の関係性について調査を行った。

睡眠時に目覚める回数と目覚めている時間を調べたところ、妊娠初期(妊娠14週以前)では、女性44%に睡眠断片化の症状が確認できた。また、妊娠中期の不眠は46%、後期にて64%に増加した。なお、妊娠前より不眠症であった女性は6%であった。

また、妊娠期では、睡眠導入時間が長くなり、睡眠時間が短くなる傾向にあったと報告されている。

グラナダ大学のマリア・デル・カルメン・アメズーカ・プリエト(María del Carmen Amezcua Prieto)氏は、今後、妊娠と不眠の関係性を体系的に分析する必要性が述べるが、妊娠により睡眠問題が生じて不眠傾向になると推測する。

(画像はプレスリリースより)

UNIVERSTITY DE GRANADA

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