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日本発売まで待てない! iPhoneにLightningスピーカーをつないで「HomePodふう」にしてみた

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2018年02月14日 13:43  ITmedia LifeStyle

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写真まだ日本発売の時期が見えない、アップル初のSiri内蔵スマートスピーカー「HomePod」
まだ日本発売の時期が見えない、アップル初のSiri内蔵スマートスピーカー「HomePod」

 アップルのボイスアシスタント“Siri”を搭載するスマートスピーカー「HomePod」が2月9日に発売された。ところが今のところ売っているのはアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国だけ。春にはドイツとフランスが続くというが、日本での発売日はまだアナウンスされる気配もない。



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 でも、考えてみたら、私たちの手もとにはもうSiriが使えるiPhoneがあり、iPhoneのLightning端子にデジタル接続ができて、「Hey Siri」による音声コマンド入力にも対応するポケットサイズのスピーカー、パイオニア「RAYZ Rally」もあるじゃないか。この2つを組み合わせたら擬似的に“HomePod気分”が味わえるんじゃないだろうか? 試してみよう。



●HomePodっぽい使いこなしはできるのか?



 アップルにとって初のスマートスピーカーとなるHomePodは、いま流行のAIアシスタントとしてSiriを搭載している。でも情報を集めてみると、どうやら現在のiPhoneに搭載されているSiriでできることはひと通りカバーできるようだ。Apple Musicで気になる音楽を音声入力で検索、再生することも可能。アップルの「A8」プロセッサーとアレイマイクを活かしたオーディオビームフォーミング、部屋の音響特性を自動解析してベストなリスニング環境に整えてくれる音楽リスニング周辺の機能なども効果が気になる。そしてHomeKit対応の機器と連動するスマートホーム機能もぜひ試してみたい。



 またHomePodでは英語からほかの言語への翻訳機能が使えるようになるようだ。iPhoneのSiriで試しても、現在日本語から他の言語への翻訳は使えない。これが整うまでHomePodの日本発売はおあずけになるのだろうか。自宅にいる時に活用したい機能でもあまりないので、このあたりのローカライズ項目がブレーキになっていないことを祈るばかりだ。



 それでは本番。「iPhone=Siri」と「スピーカー=RAYZ Rally」を組み合わせ、HomePodっぽい使いこなしができるのか、実験してみよう。



 パイオニアのRAYZ Rallyは、iOSデバイスのLightning端子に直結して使うポータブルスピーカー。商品のコンセプトとして、ビデオ会議などのカンファレンス用途がメインなので、音質はHomePodと比べるべきではないかもしれないが、筆者はRAYZ Rallyを旅行の時に持ち出してホテルでBGM的に音楽を聞くこともある。手のひらサイズでコンパクト。ハンドリングもとにかく簡単なのが本機の魅力だと感じている。



 RAYZ Rallyの機能をフルに発揮させるために、まずApp Storeから「Pioneer Rayz」アプリをインストールしておく。一方、iPhoneは「設定」アプリの「Siriと検索」から「“Hey Siri”を聞き取る」のトグルボタンをオン。2014年秋に登場したiOS 8.1以降の端末なら、スタンバイ状態のiOSデバイスに「Hey Siri」と話しかけてSiriを起動できる。



 RAYZ Rallyは、2017年11月に実施されたソフトウェアアップデートで、RAYZ Rallyに内蔵されているマイクの集音特性を「パーソナル」「少人数」「会議室」「外出先」の4種類から選べるようになった。「会議室」では大きな空間で使ったときに発生しがちなハウリングを抑え、「外出先」を選ぶとノイズリダクションを効かせて周囲の騒音を低減してくれる。



 設定を「少人数」にセットした状態で、約3メートル離れたテレビラックの上に置いたiPhoneとスピーカーに向け、「Hey Siri」と声をかけるとSiriが機敏に反応した。きょうの天気、ひいきにしているサッカーチームの試合結果、新着メールの内容などはハキハキとした声で読み上げてくれる。HomeKitについてはあいにく筆者宅に試せる製品がなかったが、RAYZ Rallyが間に入ってもiPhone単体でSiriを使う時とできること、できないことは恐らく変わらないだろう。



 端末に保存した音楽ファイルやApple Musicの音源も、音声によるコマンド入力を使って検索、再生できた。聞きたい曲を見つけてくれるまでの反応が若干鈍いようにも感じられるが、HomePodではもっと鋭く反応してくれるようになるのだろうか。



 「マップ」アプリで外出先までのルート検索をすると、iPhoneの画面に地図が表示されてしんと静かになる。iPhoneが近くにない場合は画面をのぞき込みに行かなければならないので不便だ。HomePodなら音声だけで巧みにルート検索の結果を分かりやすく説明してくれるのだろうか。



 米Amazonは「Echo Show」というスマートスピーカーにディスプレイを合体させたようなデバイスをアメリカで発売している。Googleも同じくGoogleアシスタントを搭載した「スマート・ディスプレイ」を夏にアメリカで発売予定だ。写真の検索・表示などビジュアル的な体験をスマートスピーカーにどう取り込んでいくのか、HomePodの発売後もすぐに、アップルはライバルとの対決姿勢を問われることになるかもしれない。



 RAYZ Rallyはマイクの性能がなかなか良いし、スピーカーとしてもiPhone単体で聞く場合に比べてパワフルな音楽を楽しませてくれる。RAYZ RallyにUSB-Lightningケーブルを接続し、iPhoneを充電しながら音楽を聞くこともできるので、帰宅したらiPhoneの充電ついでにRAYZ Rallyにつなぎっぱなしにすれば、据え置き型のSiri内蔵スマートスピーカーといった雰囲気も漂ってきそう。日本発売を待つ間、取りあえずHomePod気分を楽しみたい方におすすめのガジェットだ。


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