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走りの悦楽を見よ──アストンマーチン ヴァンテージ

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2018年02月15日 08:01  editeur

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写真走りの悦楽を見よ──アストンマーチン ヴァンテージ
走りの悦楽を見よ──アストンマーチン ヴァンテージ

『DB』がGTなら、『ヴァンテージ』はアストンマーチンの中核を成すスポーツカー

『ヴァンテージ』の歴史は古い。その名が初めて登場したのは、1951年。『DB2』の高性能モデルに名付けられた。

その後も、『DB』シリーズの高性能モデルとして設定され、1977年に『V8』の高性能モデルとして『V8 ヴァンテージ』がデビュー。これが初代として捉えられことが多い。1993年には2代目、2005年には3代目へと進化し、2017年11月、待望の最新型がデビューした。

モデルの位置付けとしては、GT色の強い『DB』に対して、スポーティーな『ヴァンテージ』といったところだ。アストンマーチン・スポーツカーの中核を構成するモデルである。

70年の歴史において、常に時代を代表するスポーツカーとして認識されていた『ヴァンテージ』は、新型でも当然、走りの悦楽を具現化している。それは、エクステリアの写真からも伝わってくるだろう。

最も過激なスーパーカー『ヴァルカン』から着想を得た『ヴァンテージ』のデザイン

発表イベントのスペシャルゲストを務めたX JAPANのYOSHIKI氏は、「サメのようで素敵だ。野性的な感じがする」とコメントしている。これはある意味、新型『ヴァンテージ』のデザインの本質を突いた言葉だ。

インスピレーションを得たのは、サーキット専用車である『ヴァルカン』。アストンマーチン史上、最も過激なスーパーカーである。その過激さを受け継いだ『ヴァンテージ』のエクステリアは、獰猛な佇まいを持つ。例えるなら、俊敏に狩りをする「しなやかな肉食獣」といったところだ。

この俊敏さは、短いフロント&リアのオーバーハングと筋肉質なサイドプロフィール、幅広いリアエンドが醸し出している。速く走るために必要な要素を絞り込んだボディは、ピュアで彫刻的でもある。

もちろん、単に見栄えだけを追求したわけではない。今回のエクステリアデザインにおける最大のトピックスは、エアロダイナミクスの向上だ。フロント・スプリッターによって車体下面を流れる空気をコントロールし、リア・デュフーザーにも滞りなく空気の流れが届くようにし、ダウンフォースを発生させて走りの安定性を高めた。

スポーティーな雰囲気が横溢しながら、英国ブランドの挟持を感じさせるインテリア

明確でシャープなラインを多用したインテリアにもスポーティーな雰囲気が横溢する。

コックピットは、高めに設定されたウエストラインと低いドライビングポジションを組み合わせることで、ドライバーが運転に集中できる環境が生み出されている。同乗者の快適性では、従来型と比較して、ヘッドルームを中心に居住スペースが改善された。

また、贅沢なアルカンターラとレザーの張地、最高級の天然素材を使った丁寧な仕上げには、英国高級ブランドの矜持を感じさせる。

アクセルを踏めばドライバーを走りの官能へと誘う『ヴァンテージ』の猛々しい咆哮

肝心の動力性能だが、まずは心臓部から触れていこう。

搭載されたのは、オールアロイ(合金)製4LツインターボV8エンジン。制御系にチューニングを施しており、最大出力510ps/6000rpm、最大トルク685Nm/2000〜5000rpmを発揮する。

駆動方式はFR。エンジンを低く、なるべく後方に寄せて搭載することで、車両の重心を下げ、また、前後50対50の理想的な重量配分も実現したという。ちなみに、このエンジンは吸排気系にチューニングを施してある。アクセルを踏み込めば、ドライバーを走りの官能へと誘う猛々しい咆哮を聞くことができるだろう。

発揮するパワーは、ZF製8速オートマチック・トランスミッションを介して後輪に伝えられる。その動力性能は、0〜60mph(約97km/h)を3.5秒で加速し、最高速度は314km/hに達する。

当然、ダイナミック・スタビリティコントロールやダイナミック・トルクベクトリングをはじめとする様々な電子装置により、誰もが扱いやすく、走りの歓びを感じられるように仕上がっている。

走行モードは、スポーツカーらしく「Sport(スポーツ)」「Sport Plus(スポーツプラス)」「Track(トラック)」の3つが用意された。ワインディングはもちろん、「Track」ではサーキットでも牙をむく走りを見せてくれる。

12年ぶりの刷新ということもあり、アストンマーチン初となる技術も搭載された。「エレクトロニック・リア・ディファレンシャル」。世界のスーパースポーツが採用する、いわゆる「Eデフ」である。

車載のエレクトロニック・スタビリティコントロール・システムと連携して作動し、クルマの動きを精密にモニタリング。エンジンパワーが必要なホイールに適切に配分されるよう、状況に対応した制御を行ってくれる。

新型『ヴァンテージ』の価格は1980万円から…それでも日本市場で成功を収める

日本での希望小売価格は1980万円から。デリバリーの開始は、2018年の第2四半期を予定している。高級車であることは間違いないが、それでも新型『ヴァンテージ』は日本で成功するだろう。

それは、アストンマーチン社長兼CEOのDr. アンディ・パーマーの自信ある発言からも想像できた。

「販売台数に関して、アストンマーチン史上最も成功したモデルでした。その後継モデルを製作することは、精神的にも大きなチャレンジであり、高いモチベーションも要求されました。今回、完成したクルマを前にして、非常にエキサイティングな気分です」

アンディ・パーマーは、日産の副社長を務めた人物だ。彼が社長になってからアストンマーチンは日本での存在感を高めている。今回の発表会が行われたのも、ロンドンに次いで日本でオープンされた「グローバルブランドセンター The House of Aston Martin Aoyama」だった。新型『ヴァンテージ』は、日本におけるさらなる躍進の尖兵となる予感がする一台だ。

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