「うちの子、落ち着きがないのでちゃんと席に座っていられるか心配」
「先生の話をしっかり聞いて行動できるかしら……」
「自分だけ勝手な行動をしてしまわないかヒヤヒヤします」
小学校入学目前の時期になると子どもが学校生活でしっかりやっていけるか不安になってきますよね。
そこで今回は、園児たちの教育現場で集団授業をしている塾講師の筆者が、ママ達からの相談事で多い“集団生活”についてお伝えします。
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まずは、小学校生活のどんなシーンで“集団に合わせて行動する”必要があるのかを確認しましょう。
授業は先生の指示で進みます。
そのため、ポロポロと指示を聞き逃してしまったり、活動する場所にいられない状態では、クラスの友だちと同じように授業を受け、理解することが難しくなってしまいます。
基本は、クラスの中で自分の席につき、先生の指示通りに学ぶこと。一度でしっかり指示を理解できる子は学力の面でも力を伸ばしていきます。
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給食の準備をする、教室の掃除をするなど、何人かのチームで一つの活動を行う場合は、協力や連携が必須です。
自分の思い通りに行かないと怒ってしまうようでは、楽しく効率よく活動をやり抜くことはできません。
チームで話し合いながら、ときには自分のやりたいことや言いたいことを我慢して、ものごとに取り組む必要があります。
子どもは、子どもたち同士のふれあいを通してたくさんのことを学んでいきます。
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みんなで仲良く遊ぶために、自分の要望が通らなかったり、ときには喧嘩をしたりすることも。
言葉で説明することも重要ですが、実践させてあげることが大切。
子どもの集団で活動する機会をたっぷりつくってあげましょう。
家庭では「我慢」や「話し合い」の練習をたっぷり積むことができます。
「夕食のおかずを何にするか?」といったことでも構いません。
皆の意見を出してまとめ、よりよいものを採用する経験を積ませてあげましょう。
友だちの前では我慢ができない子は、ぜひ家庭でも機会を作ってあげてください。
先生の話を聞いて、新しいことに挑戦することができるのは、やはり習い事。
いつもやっていることよりも、話を聞かないと置いていかれてしまう、楽しめなくなってしまうものの方がより真剣に取り組むことができるでしょう。
興味のある習い事があれば、ぜひ挑戦させてあげてください。
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この時期の子どもたちは身体が小さく、集中力も短いため基本的には長時間じっと一つのことに向き合うことは苦手です。
そのため、「そんなんじゃ小学生になれないわよ!」と頭ごなしに否定するのはNG。
じっとしていてでもやりたい! と思わせてあげることが大切です。
子どもは“好奇心”と“挑戦意欲”に溢れています。
面白そう! と思えば、大人の話にも真剣に耳を傾けます。
ぜひご家庭や友だちとの遊びのなかで集団の一員として活躍する経験を積み、小学校生活への自信をつけてあげてくださいね。
【画像】
※ Monkey Business Images , Africa Studio / Shutterstock
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