好み女性からの「うれしい誘い」を断らざるを得ない…そんなときに使いたい「巧みなNO」とは

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2018年02月19日 14:00  citrus

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今回は、明日から使える「お断り」の言い回しについてお話ししましょう。私はホテリエ時代、ありとあらゆるご要望に対し「NOを言わない究極のパーソナルサービス」と呼ばれる「コンシェルジュ」という仕事に就いていました。こう聞くと、どんな無理難題もお受けしているように思われますが、そうではありません。ときには「NO」を提示しながらも、相手には「NO」と言われたと感じさせないようにしているのです。そのときに大切なのは「NO」と「代替案」はセットということ。これは恋愛関係でも同じはず……。私の著書『「イヤ!」と言ってもこじれない、嫌われない!ちょうどいい「言い回し」と「振る舞い」』でも提案している「お断わり」の理想的な黄金式は以下のとおり。

 

謝罪(感謝)+説明(断る理由)+断り表明+代替案

これを基にしながら“恋愛応用バージョン”を考えてみました。

 

 

 

【部屋に行ってみたいと言われた場合】

 

デート後の良い雰囲気のときや、次のデートの約束をしているときに、「家に行ってみたい」と言われることもあるでしょう。しかし、部屋が散らかっていたり、隠していることがあったり(!?)、なんとか彼女の機嫌を損ねずに断りたい……。こんなときに「部屋はちょっと……」と言ってしまっては、誤解を受けてしまっても仕方がないですよね。スマートに切り抜けるため、このような言い回しはいかがでしょうか。

 

 

>>いつかは自宅に「呼んでも良い」と思っているなら?

 

「ごめん!(←謝罪) じつは仕事の資料で家がいっぱいで、今処分している途中なんだ(←説明)。今日は難しいんだけど(←断り表明)、片づけ終わったら最初に呼ぶから殺風景な部屋を見てインテリアのアドバイス欲しいな!(←代替案)」

 

 

>>今後も呼ぶのは難しいとき

 

「部屋来たいなんて言ってくれてうれしいな(←感謝)。 ただ、○○さんとの時間は僕にとって癒しの時間だから(←説明)、家だと日常に戻っちゃうなぁ(←断り表明)。素敵なホテルでゆっくり過ごすのはどう?(←代替案)」

 

女性が「家に行きたい」というのはあなたのことを真剣に考えている証拠です。女性がその一歩を踏み出そうとしているときに、その想いを踏みにじらず、特別感を残す言い回しでより良い関係になれると良いですね。

 

 

 

【女性から誘ってくれた日が仕事で無理】

 

いつも自分からばかり誘っている意中のあの子から、ようやく「今週末どう?」とお誘い! そんな日に限って仕事が入っている……。「一度断ったらもう誘われないんじゃないか!?」と不安になっているあなた、そんなことはありません! 自分から誘った女性のプライドを傷つけずに「また誘ってみよう」と感じてもらえる言い回しはこちらです。

 

 

>>初級編

 

「めちゃくちゃ嬉しい!(←感謝) ただ、その日は会社主催のイベントで週末だけど駆り出されるからダメなんだ……(←説明と断り表明)。次の週末の予定はどう? 2時間でもいいから、お詫びのディナーのチャンスくれない?(←代替案)」

 

 

>>上級編

 

「うわー、本当にごめん!(←謝罪) その日は仕事が入ってしまっていて、動かせないんだ(←説明と断り表明)。でも会いたいなぁ。どうしたら良い?(←変化球代替案)」

 

ポイントは「本当に残念だと思っている様子」を表現することと、代わりの日をその場でかならず取り付けること。NG表現の1つ目は「また誘ってくれる?」です。男性としては相手にも都合があるだろうと気を遣ったのかもしれませんが、その場で代わりの日を提案されなかった時点で「脈がないのかな?」と、女性は感じてしまいます。

 

2つ目のNG表現は「忙しい」です。なぜなら女性側も忙しいなか、時間を調整して会おうとしてくれているから。「忙しい」を断る理由にしたら最後、「自分は大変だ」というアピールをされているように感じてしまいます。

 

誘った女性にもいろんな事情や想いがあることを忘れずに、断り上手になってください。皆さんの気持ちがきっと届きますように……。

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