ダイアナ妃の撮影を担当していたカメラマン、モデル達に性的暴行か

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2018年02月19日 20:02  Techinsight Japan

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ダイアナ妃を撮影してきたカメラマンが…(画像は『Lady Diana Foundation 2013年9月26日付Facebook「“I love being a free spirit. Some do not like that, but that’s the way I can be myself.”」』のスクリーンショット)
世界中の多くの国で愛されたダイアナ妃を撮影したこともある有名カメラマンについて、とんでもないセクハラ疑惑が浮上し世間を騒がせている。ティアラをかぶる美しいダイアナ妃を撮ったカメラマンはクロなのか、それともシロなのか。

ファッション写真の巨匠とも呼ばれ、芸術文化勲章を受けたこともあるフランスのフォトグラファー、パトリック・デマルシェリエ氏(Patrick Demarchelier、74)。そのパトリック氏の元アシスタント、さらには6人ものモデルが「性的な行為を受けた」と主張したが、デマルシェリエ氏はそれら主張を「馬鹿げている」と否定した。

元アシスタントの女性は、わずか19歳の時に迫られたとのこと。彼女は「最初は拒否しました」「でも仕事を失うのが怖く、結局は屈したのです」とコメント。またその他の女性達に対する性的行為があった可能性もあるとして、こう述べている。

「多くの10代の少女達がテスト撮影にやってきました。私を含むアシスタントチームは、その日は家に帰らされました。でも次の日には、暗室に少女の裸の写真が何枚もあったのです。」

またあるモデルは「彼に性的行為をするように言われた」「それに応じれば有名にしてやると言われた」と話しているが、その時は拒んだという。だが2年後にニューヨークで仕事があり赴いたところ、そこで暮らしていたデマルシェリエ氏はまたしても同じようなオファーをしてきたというのだ。

これらを「デタラメだ」と否定しているデマルシェリエ氏は、「モデルには、ひとりとして触れたことなどない」と断言。またこれ以外にも「胸をつかまれた」「デマルシェリエ氏の性器を触らされた」といったモデル達の主張で業界が揺れているが、今のところ真相は不明のままだ。

映画界・モデル業界など、華やかな世界の裏で「成功させるから」という上手い言葉にのせられ、時には無理に性的行為を受けたとされる多くの人々。被害者の中には子どもや男性達もおり、知っていながら黙っていた監督や役者達がいたことも判明している。昨年の秋には多くの被害者が名乗り出るようになり何十年も前の被害実態まで明らかになってきたが、被害者の心の傷は深く、決して癒えることはない。

画像は『Lady Diana Foundation 2013年9月26日付Facebook「“I love being a free spirit. Some do not like that, but that’s the way I can be myself.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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