大杉漣が急性心不全で急死、66歳 『バイプレイヤーズ』キャストが追悼コメント発表

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2018年02月22日 11:31  CINRA.NET

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大杉漣
俳優の大杉漣が急死したことがわかった。66歳だった。

所属事務所のオフィシャルサイトでは「弊社所属の大杉漣が、2018年2月21日午前3時53分に急性心不全で急逝いたしました」と発表。

大杉漣は1951年生まれ、徳島出身。1973年に別役実作『門』で舞台デビューを果たし、その後はピンク映画や日活ロマンポルノ、Vシネマなどに出演していたが、北野武監督『ソナチネ』での演技で注目された。その後は『キッズ・リターン』『HANA-BI』『BROTHER』『Dolls』『アウトレイジ 最終章』といった北野作品やSABU監督作、黒沢清監督作などに出演した。ドラマにも数多く出演し、名脇役として活躍した。テレビ東京のドラマ『バイプレイヤーズ』にもメインキャストとして出演していた。

なお本日2月21日21:54から放送される『バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜』第3話は、遺族や事務所、キャストの意向もあり、予定通り放送される。第4話や最終話となる第5話の放送は現在検討中とのこと。

テレビ東京のオフィシャルサイトではキャストからのお悔やみのコメントが掲載中。「バイプレイヤーズ一同 遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研」として、「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました」と綴られている。

番組のチーフプロデューサーである浅野太は、「突然の出来事で、まだ現実として受け止めることができません。特に今回のシーズン2では大杉さんには企画の段階から全スタッフキャストのリーダーとして中心的な役割を果たしていただきました。この作品が最期の作品となってしまったことが本当に残念でなりません。スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます」とのコメントを発表している。

また大杉漣は日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』内の『グルメチキンレース ゴチになります!』にもレギュラー出演。明日2月22日は『ゴチになります!』2時間スペシャルの放送が予定されている。番組のオフィシャルサイトでは放送について現時点では触れられていない。
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