ロッテ菅野「藤岡の勢いに乗って行けた」 2番に入り適時三塁打2本!

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2018年02月22日 21:21  ベースボールキング

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試合前に明大時代の後輩、中日・柳と会話するロッテの菅野
◆ 1番藤岡裕は、一発含む3安打3得点!

 ロッテのドラフト4位ルーキー・菅野剛士外野手(日立製作所)が22日、中日との練習試合に「2番・左翼」で先発し、2本の適時三塁打を放った。

 菅野は初回、無死一塁の場面で打席へ。中日・吉見の2球目を右中間へ弾き返し、これが一走・藤岡裕を迎え入れる先制の適時三塁打となった。続く2打席はいずれも凡退したが、7回は再び藤岡裕を二塁へ置き、今度は谷元から、左中間を深々と破る適時三塁打を放った。2本の三塁打に井口監督は、「この球場(北谷公園野球場)はそこまで広くはない。練習でやってきた走塁ができている」と、ベースランニングについても高評価を与えた。


 自身はこの日の打撃内容について、「藤岡がいい形でつなげてくれて、その勢いに乗って行けた。右中間と左中間、自分が追い求めている打球が打てました」と笑顔。それでも、3回と5回の凡打については、「いずれも2ボールからの真っ直ぐ。もっと甘い球をしっかり仕留められるように。開幕までの1カ月間で対応力を上げていきたいです」と気を引き締めた。

◆ 大学4年時に指名漏れ、名門を渡り歩いてきた24歳

 菅野は東海大相模高、明大、日立製作所を経て、24歳でプロ入り。名門野球部を渡り歩いてきただけに、この時期は挨拶回りも忙しい。この日も明大時代の後輩・柳(中日)が歩み寄り、笑顔で会話する場面も。「(柳とは)時間がなかったので挨拶程度でしたが、活躍されている先輩も多いので、時間があれば練習法とか聞いてみたいです」と目を輝かせた。

 明大4年時には、同期の高山、坂本(ともに阪神)、上原(日本ハム)が上位指名される中、自身の名前は最後まで呼ばれず、指名漏れという苦い経験を味わった。それでも、2年越しでプロ入りの夢を叶え、キャンプから売りである打棒で猛アピール。目標である開幕スタメンへ突き進む。

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