好奇心からシンクをのぞいた子ネコ 生ゴミ粉砕機にスッポリはまる(米)

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2018年02月24日 18:33  Techinsight Japan

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シンクの生ごみ処理機に飼い猫がすっぽり(画像は『Tredyffrin Township Police 2018年2月21日付Twitter「It was a “kitten situation” this past Saturday in @TredyffrinTwp」』のスクリーンショット)
米ペンシルベニア州から、あわや飼い猫の体がミンチに…という際どいニュースが飛び込んできた。なんとも危険で厄介な場所にスッポリはまってしまい、身動きひとつできずにいる子ネコ。約1時間かけてその命を救ったのは町の警察官で、こうした救助活動は警察官でも可能という事実を市民に知ってもらえたことが誇らしい様子だ。

可愛い子ネコがアクシデントに見舞われたのは、ペンシルベニア州チェスター郡で今月17日のこと。トレディフリン・タウンシップのウェインにある家庭から「飼い猫を助けて欲しい」との要請を受け、トレディフリン警察が現場に急行。すると飼われている子ネコの“サム”がシンク下部に接続された生ごみ処理機(粉砕機)をのぞき込んだまま身動きひとつせず、頭がマシンのリングを通過した状態になっていた。

「サムは好奇心がとても強い子です」と飼い主のリン・アレンドーフ・ナイモリ(Lynn Allendorf Naimoli)さん。シンク下の生ごみ処理機はネコにとってもちょうど目の高さにあり、粉砕の際に出る様々な音はさぞかし珍しい、面白いものであったのだろう。トレディフリン警察のブライアン・ヒューズ巡査部長は救出活動用の複数の道具を広げ、潤滑油となるココナッツオイルを手にとるとリンさんの息子の手を借りながら救出作業をスタート。粉砕機を丁寧に分解したことで、サムは約1時間後にやっと自由の身となった。

21日、Facebookに「サムはもう大丈夫です」と綴ったリンさんだが、スイッチひとつでサムの体はミンチになっていたかもしれない。再発を防止するためにも家族は今、サムを生ごみ処理機に誘い込んだ“モンスター”はいったい何だったのか探ろうと必死だという。また市民にはどんどん警察を頼って欲しいのであろう。トレディフリン署は同日のFacebookに「命の救助にあたるのは何も消防隊員だけではないのです」と誇らしげに記している。

画像は『Tredyffrin Township Police 2018年2月21日付Twitter「It was a “kitten situation” this past Saturday in @TredyffrinTwp」』のスクリーンショット
‏(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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  • もし助からなかったら、発見した方もトラウマものですからね。なにはともあれ、助かってよかったです。
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