教育費というと、検定料や入学金、授業料などが真っ先に思い浮かびますが、実はそれ以外にもいろいろお金がかかります。
先日、東京の銀座にある中央区立「泰明小学校」が、実質的な制服に当たる標準服に有名ファッションブランドの「アルマーニ」監修のデザインが採用され「高額すぎる」と話題になりましたね。
制服や文房具セットなど、学校指定で使用するグッズなども教育費に含まれるのです。
そこで今回は、私立小学校を例に、“制服”や“体操服”など決められた衣服がある小学校に進学した場合に、発生しうる費用について考えてみました。
入学準備の目安としてご覧いただければと思います。
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私立小学校の制服(標準服)は、元々需要が少ないせいか、価格が高いイメージがありますが、実際のところ小学校6年間でいくらぐらいの出費を見込んでおけばよいのでしょうか?
一般的に制服には「冬服」と「夏服」があり、それぞれ買いそろえる必要があります。
学校によっては制服以外に校内着(スモック)が決められているところもあります。
また、制服のデザインによっては、制帽やネクタイ、靴下や靴まで必要になることも……。
案外忘れがちなものとして、通学バッグや運動靴・室内履きにかかるお金もあります。
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とくに靴類は、買い替えを怠ると成長期のお子さんの足を痛めてしまいます。
低学年の頃はお子さんにもよりますが、毎年買い替える場合もあるので要注意です。
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一例ですが、東京都の「淑徳小学校」の場合、ホームページに公開されている価格表によると、男子制服など一式で75,600円(税込)、女子の場合81,810円(税込)かかるようです。
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さらに体操服やブラウス・シャツ、靴下などは、洗い替え用に複数枚購入するご家庭が多いと思います。
それら予備分まで考えると、アイテム一式が7〜8万円程度であっても、実際に購入する金額は10万円を超えてもおかしくありません。
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とくに制服(標準服)がジャケットと半ズボン(またはスカート)の上下に分かれているスタイルの場合、お子さんの体に合わせて制服を数年ごとに買い替えなければなりません。
仮に3年毎に買い替えて小学校6年間に2式ほど買いそろえた場合、入学時にかかった費用の2倍かかってしまう計算に。
本来嬉しいはずのお子さんの成長ですが、買い替え支出の捻出に苦しむご家庭があるかもしれません。
授業料や施設使用料、通学定期代など想定しやすい定額の支出とは違い、衣服にかかるお金は想定しにくいもの。
他の先輩ママに直接確認したり、入学した後に保護者会やママ友などを通じて、バザーなどでより安く調達する情報を得るようにするとよいと思います。
入学準備としては、一式購入にかかる費用をまず押さえておき、初年度の学費に加えて見積もっておけば対処できるのではないでしょうか。
その上で、学年が上がるにつれて必要になる買い替え時の支出に備え、1年生のときからコツコツ貯めていくと、高学年になって慌てないで済むのでより安心ですね。
【参考・画像】
※ 制服・かばんについて – 淑徳小学校
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