世界の国々を擬人化したイラストが興味深い / 日本は本心を語らないハイテク武士、アメリカは義足のカウボーイ風など

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2018年02月25日 12:52  Pouch[ポーチ]

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ロシアのモスクワを拠点に活動する女性アーティスト、アナスタシア・ブルガコワさん(Anastasia Bulgakova)。彼女がクリエイターのためのSNS「Behance」に投稿しているのは、アメリカ、ロシア、メキシコ、フランスといったさまざまな国を擬人化したイラストです。

アナスタシアさんは日本でも人気の漫画「ヘタリア」や、ネットで流行した「キャラクターボール」などの影響を受けてイラストを描き始めたそう。作品を見てみると、我らが日本を擬人化したイラストも発見!

【寡黙で本心を語らない日本キャラ】

見た目は、鎧のようなものを身につけ槍を持った武士風の男性。彼の周りには、赤い玉のようなものがいくつも回っています。なんでもこの玉は、遠くにいる相手に投げ爆発させるという。もしかして、忍者が目くらましに使う「煙玉」がモチーフになってる……?

アナスタシアさんによると “日本” は寡黙な男性であやしい笑みを浮かべているイメージ。何か尋ねても本当の動機や願望は語らず、本心をいっさい明かさない。だけど、とても礼儀正しいので、戦うときでさえ礼節を忘れないそう。

【世界の戦士も個性豊か】


ほかの国はというと、アメリカはアメコミのヒロインで登場しそうな、カウボーイ戦士風の女性キャラ。ライフルのような武器を背負い、青と赤の国旗模様のハイテク義足をつけています。性格はカリスマ性が高くとても魅力的なんですって。

また、アナスタシアさんの祖国ロシアは、見た目は青が効いていて冷たそうに見えるものの、実際は温かく愛情深い心の持ち主だそう。

ほかにも、カナダはアイスホッケーのキーパーのような装備をつけていたり、フランスは騎士のような長い剣を携えているなど、国ごとにさまざまなデザインの装備や、キャラの性格づけがあり、一点一点じっくりと見入ってしまいます。

【各国イメージは政治的な要素も】

アナスタシアさんの描いたキャラクターは、全て戦闘的なイメージで描かれています。なんでも「戦士の国」というイメージが、アナスタシアさんに創造的自由を与えてくれるからだといいます。またいくらかの政治的な要素を加えるのも、時には楽しいものなのだとか。

なにはともあれ、少しステレオタイプである気はしますが、各国の特徴がよく盛り込まれたデザインといえるのかもしれません。

海外の人が、日本や他の国をどう見ているかを少しだけ垣間見れるようなアナスタシアさんのイラスト。皆さんも、アナスタシアさんの作品を鑑賞してみてくださいね。アナスタシアさんのサイトには、デザインの参考にした写真なども載っていたりして興味深いですよ!

参照元:Behance
Photo:Anastasia Bulgakova, used with permission
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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