恋愛マスター・小瀧望、波瑠に衝撃のキス 『もみ消して冬』で先輩・山田涼介と対象的な姿

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2018年02月25日 14:02  リアルサウンド

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 心臓外科医の博文(小澤征悦)と、善財(竹森千人)による副院長の座をかけた争いが繰り広げられた2月24日放送の『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』(日本テレビ系)第7話。しかし、その裏ではHey! Say! JUMP山田涼介とジャニーズWEST小瀧望、それぞれの恋模様が描かれ、ジャニーズの先輩後輩である2人の明暗が分かれた対照的な姿に視聴者からは大きな反響があった。


参考:写真で振り返る『もみ消して冬』第7話


 Hey! Say! JUMPの山田といえば、ジャニーズ王道でもあるキラキラとした王子様キャラ。ファンからだけでなく事務所内での人望も厚く、多くの後輩に支持されてきた人物。“ジャニーズJr.が選ぶ憧れの先輩ランキング”では常に上位にランクインしている。


 後輩である小瀧も山田を“憧れの人”と公言しており、「なかなか憧れの人(=ジャニーズ事務所の先輩である山田涼介)との共演というのは出来ないことだと思うので、すごく緊張していますが、現場ではその緊張に打ち勝って、しっかり自分の役目を果たすよう頑張ります」と番組公式サイトでもコメントしている。普段は“のんちゃん”の愛称で呼ばれ、グループ内でも最年少の国民的弟キャラである小瀧。第7話はそんな小瀧と山田、それぞれのキャラクターが浮き彫りとなった回であった。


 小瀧演じる尾関光希は多くの犯人を説得し、逮捕してきた警視庁のホープ。エリート警察官の秀作(山田涼介)からの“例え話”という名の相談にも、いつも真面目に解決へ向かうアドバイスをしてきた。その理路整然としたクールな口調は、普段の小瀧を彷彿とさせる。


 一方、普段アイドルとしてのたたずまいを完璧にこなしている山田は劇中で、兄姉に振り回され、その度にオーバーすぎるリアクションと変顔を炸裂させている。“小瀧望”というキャラクターの延長線上にいる尾関と、“山田涼介”というキャラクターからは大きくはみ出した秀作。役者としては地固めの段階である小瀧と引き換え、新たな道を開拓している山田という意味で、役者対決は山田の方が一枚上手のようだ。


 しかし恋の対決では山田が完敗だった。秀作は、想いを寄せていた、女性警察官・池江里子(恒松祐里)に「もっと男らしい人だと思ってました。もう無理です、さようなら」と放送冒頭で早くも振られてしまう。普段では見ることができない山田の目の潤んだ情けない表情が印象的だった。


 一方、小瀧は男らしさ全開。ようやく知晶(波瑠)と会うことのできた尾関は、博文の副院長戦に協力することになる。窃盗団に盗まれた院長の大事にしている絵画を、犯人たちから奪ってきてほしいという秀作の頼みを渋っていた尾関だが、知晶の頼みにはキリッとした表情で「考えさせてください」と一言。さらに「僕が絵を奪ってきたら知晶さんに何ポイント入りますか」と攻めの姿勢を崩さなかった。


 しかし、真面目な性格の尾関は警視庁の仲間が犯人確保に全力を注いでいる中、自分だけ任務外の行為をすることはできないと絵の強奪を諦める。「申し訳ありません。僕に規律を守るだけの勇気はありませんでした」と誠実な姿勢で知晶に頭を下げる。呆れて小言をいう知晶だが、尾関は「これは何ポイントですか」と話してる知晶の唇にキス。驚いてビンタする知晶だが、尾関は肩を掴み再びキスし、知晶から200ポイントをいただいた。


 本作でキーワードのひとつになっている“男らしさ”を貫き通した尾関。“恋愛マスター”と呼ばれる小瀧にふさわしい堂々の演技だった。しかし秀作も最後に男らしさをみせ、里子の部屋に上がるに至った。ドラマも終盤に差し掛かり2人の恋も、盛り上がりを見せてきている。(馬場翔大)


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