超ハイスペック男子にしか興味なし!?「港区女子」の条件とは?

2

2018年02月28日 01:00  citrus

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

citrus

写真

最近、ネット上をパトロールしていると「港区女子」なるワードをしばし見かける。ネットサーフィン(←死語?)好きな賢明なるcitrus読者の皆さまも何度か目にしたことくらいはあるのではなかろうか。そして、おそらく概算して90%以上の皆さまは、どことな〜く「嫌な響きと匂いのする4文字だな…」とお感じになっているのではなかろうか?

 

『NEWSセブンポスト』によると、先日、某テレビ番組でモデルのダレノガレ明美(27)も、「許せない!」と港区女子に対する嫌悪感をあらわにした……らしい。とあるバーベキューパーティの席で、呼ばれてもいない港区女子(と思わしき女性)がTPOをわきまえず、ヒラヒラの白ワンピとハイヒールという場違いな格好で日傘を差しながら肉を焼く手伝いもせず、しかも「ダレノガレちゃん」と“チャン付け”で馴れ馴れしく話しかけてきた……のが、その理由だという。

 

私もそろそろ攻撃する頃合いかと考えていた、港区女子。しかし「いざ攻撃!」と勇んでノートパソコンを開いてみたは良いものの、いくらネットで検索しても、意外と「港区女子」の定義がはっきりしないのである。

 

とりあえず、複数の「港区女子」について言及しているサイトを見てみると、

 

  • 六本木・麻布十番・西麻布・青山周辺を活動拠点とし、他のエリアで回遊している女子よりハイスペックである自負を持っている
  • 「自分と同格」だとみずからが認めるハイスペ男子としか遊ばない

 

……といったあたりは、まあおおよそ共通しているのだが、「港区女子自身も港区に在住している」のか「単に港区を活動拠点にしているだけ」なのか……が、解説する側によってまちまちだったりする。

 

“ここ”はけっこう重要なポイントで、仮に前者であるならば「じゃあ、ご近所さん同士のセレブな交流の場で、勝手にやっといてください」と放置しておくこともできるのだけれど、もし後者なら「こーいう女子ってバブル時代にもいっぱいいたよね…」と、なんで今さら的な疑問符を提示せざるを得なくなるのだ。

 

なお、港区女子が話題にのぼるたび、言葉を持っている強みなのか「現役港区女子代表」として、港区女子に関するウンチクをご披露してくださっているコラムニストの吉川リサコというヒト(※今回のバーベキュー事件に関しても「代表」として、勝手にダレノガレに向けて“もどきの非礼”をお詫び申し上げている)は、次のような定義を「港区女子の条件」に付け加えている。

 

「一流の港区女子は“成り上がり系=育ちの悪い金持ち”は相手にしない」

 

つまり、

 

「ホンモノの港区女子は、男子の現状の経済状況だけじゃなく、生まれ育った家庭環境まで溯ってハイスペックか否かを判断する」

 

……ってことである。これは「結婚に真の安定を求める女子」にとってのリスクヘッジとしてはなかなかに鋭い着眼で、「たとえ本人がこけても親がどうにかしてくれる」という意味では、じつに的を射ている……と、少なくとも私は感心する。バブル時代のような「後先無視」の刹那的な享楽、散財とはスタートの段階から別物で、そうなればニュータイプの「〜女子」として世に知らしめる意義もなくはない……のかもしれない。

 

なんか「攻撃する頃合い」などと言いながら、わりと褒めちゃってますね……今んとこ(笑)。ただ一つ、「港区」と地域限定にしてしまっているネーミングがよろしくない……とだけ、私は忠告しておきたい。ナチュラルなかたちで“ボンボン”が染みついている“てっぺんのハイスペ男子”は、別に遊ぶエリアを港区だけにこだわったりはしない……気がする。ヒルズやミッドタウンばかりに固執する発想って、逆に貧乏臭くないですか? 五反田や練馬やにもお坊ちゃんは住んでいるはずだし、美味しいお店だって間違いなくあるのに……。いっそ「ゲノムリッチ女子」とかに改名してみてはいかがだろう。キャッチーさとわかりやすさでは全然「港区」にかなわないのだがw?

前日のランキングへ

ニュース設定