意地悪な人の見抜き方

少し前になりますが、某テレビ番組の方から、意地悪な人の見抜き方について質問がありました。

 

はい。いますね、意地悪な方。もし見抜くことができたら、近づかずに済みますね。見抜く方法がわかれば、ちょっとお役に立てそうですね。というわけで考察してみました。

 

まずは意地悪な人の定義から。

 

意地悪な人って、人にイヤなことを言ったり、嫌がることをしたりする人ですよね。つまり、対人的迷惑行為がスラっとできる人。情動的共感性が低い人。

 

そんな人の行動パターンを考えてみると……、普段の生活でこんな特徴のある人にはちょっと気をつけたほうがよさそうです。

 

 

■意地悪な人の見抜き方＜その1＞

 

・遅刻やドタキャンなどに厳しい

 

・催促されないと借りたものを返さない

 

・ドラマや映画などでもらい泣きをしない

 

・人の意見は参考にしない

 

・都合をきかないまま長電話をする

 

・誘う時に目的は告げず「○日空いてる？」とだけ聞く

 

いますねー、そういう人。

 

もうひとつの典型的な特徴として、自分の衝動を抑えられないというのもあります。

 

自分の衝動を抑えにくく、犯罪や非行に走りやすい人の特徴としては5因子モデルの、協調性、勤勉性が低い人というのがあります（Gotterfredson&Hirschi,1990；大渕,2006）。

 

普段の生活で以下のような特徴がある人にも気をつけたほうがいいかも知れません。

 

 

■意地悪な人の見抜き方＜その2＞

 

・食事や映画などみんなで決める時にも絶対自分の意見を通したい

 

・思いつきで行動することが多い

 

・トラブルに巻き込まれると感情的な対応をする

 

・平穏であることよりスリルがあるほうがいい

 

・怒っている時にその理由を説明せずに相手を責めてしまうことがある

 

・コツコツ努力するのは苦手だ

 

・仕事などズル休みすることが少なくない

 

上記の特徴は、昭和の犯罪史に残る女性たちにも多くみられる項目で書いていてちょっとドキっとしました……。

 

君子危うきに近寄らず。皆さま、どうぞお気をつけてくださいませ。