“脳内麻薬”エンドルフィンの正しい使い方

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2018年03月12日 19:00  citrus

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先日のフライト、そして、笑顔の絶えない現場から、エンドルフィンが出まくったので、本日は、エンドルフィンについてのお話をしましょう。

 

エンドルフィンは、楽しいという感覚で放出されるホルモンで、モルヒネの6.5倍の鎮痛効果があり、脳内麻薬とも言われています。中でも本能に関係する、食欲、性欲、睡眠欲、顕示欲など本能が満足すると最も分泌され、感極まるほどになる場合も。

 

エンドルフィンにより、脳内は活性化され、思考力、創造力、記憶力、集中力などの脳の機能が向上、精神的ストレスを緩和し、幸福感を満たします。また、免疫細胞の防御力を高め、老化を遅らせる効果もあります。

 

ただ、本能に導かれるがままにエンドルフィンが放出され続けるのには限界があり、それにブレーキをかけるホルモンも分泌されます。満腹になれば食欲はなくなりますよね。

 

とはいえ、物理的欲求が満たされればそれで、はい終わりってことでは無い場合も。性欲でいえば、愛があるセックスであれば、エンドルフィンを多量に放出させると同時にセロトニンも放出されますから、リラックス効果や幸福感がより増したりもします。

 

 

また、エンドルフィンを良い状態で放出させ続けるためには、精神レベルでの欲求を満足させることが重要だといわれています。

 

適切な量と内容の食事を摂ったり、適度な運動、自然な健康を心がけること、人生の中での自己を高めるための目的を見つけたり、前向きな思考で取り組もうとする姿勢は、エンドルフィンの適度な抑制につながり、心身ともにバランスの良い状態を保つことができます。

 

要は、自分なりの実行次第で、日々楽しく過ごすことができ、脳と体の健康にもつながるというわけです。

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