【また大人入門】「おっ、こいつヤルな」と感心される5つのフレーズ

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2018年03月12日 20:00  citrus

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新社会人のみなさん、社会人2年目、3年目の若人のみなさん、今日もお仕事おつかれさまです。若いうちは迷いや不安も多いかと思います。みなさんの心の揺れに付け込んで年長者はあれこれアドバイスをしたがりますが、いちいち萎縮する必要はありません。

 

たとえば、どっかの馬の骨が書いた〈「こいつダメだ」と思われる5つのフレーズ〉みたいな記事があったとしても、鵜呑みにしてビクビクするのではなく、納得できる部分だけ「ふーん、そういう見方もあるんだな」と参考にすれば十分です。

 

そもそも年長者の評価なんて、アテになりません。ひとつのフレーズで「こいつダメだ」と思われることもあれば、ひとつのフレーズで「おっ、ヤルな」と感心されることもあります。せっかくの持ち味を発揮するために、先輩や上司とそこそこ良好な関係を築くために、折に触れてどんどん口にしたい5つのフレーズをあげてみました。

 

【どんどん口にしたい5つのフレーズ】
1.「教えていただいて、ありがとうございます」
2.「私のミスです。申し訳ありません」
3.「何かお手伝いできることはありますか」
4.「また次の機会によろしくお願いします」
5.「今まで、うどんはコシが命だと思っていましたが、大間違いでした」

 

どれも、言えて当たり前のセリフばかりです。しかし、若者に限らず、けっこういい歳になっても、こういうセリフをすっと口にできない人は少なくありません。それぞれ、どういう理由で「おっ、こいつヤルな」と感心してもらえるのか、簡単にご説明しましょう。

 

 

■1.「教えていただいて、ありがとうございます」
先輩や上司から仕事を教えてもらえたり、間違っているところを注意してもらえたりするのは、若者の特権です。そういう立場においては、いかに「いろいろ言ってやりたくなるキャラ」になれるかが勝負。露骨にムッとしたりどうでもいいことで反論したりするのは、せこいプライドを満たすだけのみっともない了見だし、「こんなヤツに教えてやることないか」と見捨てられて貴重なチャンスをフイにする損な態度だと言えるでしょう。

 

■2.「私のミスです。申し訳ありません」
若いうちは、というか年を重ねてからもですけど、ミスや思い違いは誰にでもあります。ところが、自分の非を素直に認めてきちんと謝ることができる人は、じつはそれほど多くはありません。それだけにこのフレーズをきっちり言えたら、周囲の評価は一気に上がるでしょう。ミスが帳消しになるかどうかはミスの中身にもよりますが、半端な言い訳やズルい責任転嫁は、そもそものミスによるマイナスを何倍にも増幅するのは確かです。

 

■3.「何かお手伝いできることはありますか」
自分の仕事はひと段落していつでも帰れる状況だけど、先輩たちはまだ忙しそうにしている場面で使いたいフレーズ。「じゃあ、これお願い」と言われたら感謝される上に未知の仕事を覚えられるし、「いや、とくにないよ」と言われたとしても、仕事に対する「攻めの姿勢」を感じ取ってもらえます。もちろん、用事がある日は「すいません、今日は予定があるのでお先に失礼します」と宣言して、モジモジしてないでさっさと帰りましょう。

 

■4.「また次の機会によろしくお願いします」
先輩に仕事などで頼みごとをして断られたときには、お礼とともにこう言い添えましょう。断った側を安心させつつ、株を上げることができます。逆に、会社帰りにお酒を飲みに誘われたけど予定があって行けない場合も、お詫びとともにこう言えば、相手のショックや反感をやわらげることができます。飲み会の予約をしようと店に電話したけど、「満席です」と断られたときに使うのもオススメ。横で先輩が聞いていたら、深く感動するはずです。

 

■5.「今まで、うどんはコシが命だと思っていましたが、大間違いでした」
孔子は「過ちては改むるに憚ることなかれ」と言いました。このフレーズを口にできるということは、自分の認識の過ちを素直に改める潔さや、偏見や先入観に縛られない自由な心を持っている証に他なりません。周囲の人々は「まさに孔子の教えを体現している。もしかしたら大人物かもしれない」と思いそうです。そんな一面を見せつけるためにも、やわらかいコシが持ち味の伊勢うどんを食べられる店が近くにないか探索し、職場の人たちと誘い合って食べに行ってみましょう。お店がない場合は、お取り寄せも可能です。

 

 

もちろん、フレーズはあくまで「例」であり、使えばいいわけではありません。フレーズが象徴している心がまえとか姿勢とか、そういうものを受け止めてもらえたら幸いです。そして若手社員のみなさんも、年長者を見て、こういうフレーズを自然に口にできる人に一目置いたり、ぜんぜん言えない人は「ああ、なるほど……」と思ったりしてください。

 

また、蛇足ではありますが、このあいだ〈「こいつダメだ」と思われる5つのフレーズ〉の記事が反響が大きかったもんだから、すぐに続編的な記事を書いてしまう様を目の当たりにして、大人にとっての臆面のなさやご期待に応える(≒二匹目のドジョウを狙う)大切さも感じ取っていただくのも望むところです。まあ、無理にとは申しませんけど。

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