小田急70000形GSE「スーパーはこね」でデビュー - LSEの今後は?

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2018年03月17日 11:53  マイナビニュース

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小田急電鉄の新型特急ロマンスカー・GSE(70000形)が17日にデビューし、特急「スーパーはこね5号」(新宿駅9時0分発・箱根湯本駅10時14分発)から営業運転を開始した。就役にあたり、新宿駅で出発式が開催された。

GSEは8時50分頃、新宿駅地上1・2番ホームに入線。出発式には小田急電鉄取締役社長の星野晃司氏、GSEのデザイン設計を手がけた岡部憲明アーキテクチャーネットワークの代表、岡部憲明氏らが出席した。星野氏は挨拶の中で、GSEについて「展望席を設置するなどロマンスカーの伝統を受け継ぎ、バリアフリー対応、Wi-Fi環境の整備と新しい時代のニーズにもマッチした、進化した車両といえます。多くのお客様がGSEに乗り、箱根への旅を快適に優雅にお過ごしいただければと期待しています」と述べた。

小田急線のダイヤ改正にも触れ、「(代々木上原〜登戸間の)複々線を活用した新ダイヤでの運行が本日朝から始まっています。小田急の新たなスタートの日にGSEもデビュー。大変喜ばしく、うれしい限りです」と星野氏。その後は出席者によるテープカット、特急ロマンスカー専用の新制服を着用した乗務員・アテンダントへ花束贈呈が行われた。

9時頃、小田急電鉄新宿管区長の内田克美氏による出発指示動作で、GSEがゆっくり動き出す。ホームの職員や鉄道ファンらが手を振って見送り、車内の乗客も手を振りながら、特急「スーパーはこね5号」は新宿駅を発車した。

GSEの入線前、8時40分頃にはJR御殿場線へ直通する特急「ふじさん11号」が新宿駅地上1・2番線ホームから発車。小田急線のダイヤ改正に合わせ、新宿発御殿場行の特急列車はこれまでの「あさぎり」から「ふじさん」に愛称名を変更した。車両は引き続きMSE(60000形)を使用する。
○GSE導入で引退するLSE「保存はしていきたい」

GSEは既存のロマンスカー・LSE(7000形)の代替として製造された。3月17日に就役した1編成目に続き、2018年度以降に2編成目の就役を予定している。一方、LSEは6月中に1編成を解体予定。残る1編成もGSEの2編成目の導入後、2018年度中に引退予定と発表されている。

出発式の後、取材に応じた星野氏は、LSEについて「いまのロマンスカーのブランドイメージを形作った、当時としては先鋭的な素晴らしい車両。我々も誇りに思っています」とコメント。「いずれ引退となりますが、保存はしていきたいと考えています。LSEへの敬意も込め、引退するときはみんなでしっかりお送りしたい」と話していた。(上新大介)

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