IoTとAIでトイレの混雑回避へ、丸井が実証実験を実施

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2018年03月19日 17:03  Fashionsnap.com

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 丸井グループ、旭硝子、バカンの3社は共同で、IoTとAIを用いた最新技術によりトイレの混雑を回避する実証実験を有楽町マルイで実施する。期間は3月23日から5月21日まで。

 実証実験は、トイレの空き情報をリアルタイムに配信するサービスと、あらゆるガラス面を液晶ディスプレイにする技術を組み合わせたもの。各階のトイレの個室に取り付けたセンサーが利用状況を判断し、リアルタイムで2階トイレ内のデジタルサイネージで情報を発信する。
 AGC旭硝子のガラスに液晶ディスプレイを直接貼り付けた薄型のサイネージを採用し、バカンが独自開発した特許技術「VDO(Vacant-driven Display Optimization)」により混雑状況に合わせてデジタルサイネージ表示を最適化。AIが空き情報を分析して広告配信に切り替える。
 丸井グループはこれらの取り組みを通じ、来館者への空いているトイレの案内や、混雑緩和の実現、そして広告配信による収益拡大、新規顧客の創出につなげていく。

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