高級車にキズをつけてしまった女子大生 正直に謝罪し学費支援を得る(中国)

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2018年03月21日 11:22  Techinsight Japan

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女子大生が正直に謝罪したところ…(画像は『東森新聞 2017年9月19日付「刮傷百萬名車!女大生苦等1小時…免賠還獲得4年學費贊助」(圖/翻攝雲南網)』のスクリーンショット)
中国雲南省で、誤って高級車にキズをつけてしまった女子大生。彼女は正直に車の持ち主に謝罪したところ、不問にしてくれただけでなく4年間の学費を支援してもらえることになったという。『ETtoday新聞雲』など複数のメディアが伝えている。

雲南省の保山学院に通う大学1年生のこの女子大生は入学して2日目の9月2日、入学に関する手続きを済ませた後に銀行へ向かうために急いでいた。バイクに乗る際、周囲の道路標識に気を取られていた彼女はそばに停められていた車に気づかず、誤ってキズをつけてしまった。車はレクサスES350モデルで、女子大生は一瞬頭が真っ白になったという。

そして同時に、入試試験の政治科目の問題が頭に浮かんだそうだ。ある学生がBMWにぶつけてしまった際、自分の電話番号を書いたメモを残し、車の持ち主と賠償責任について話し合ったという内容だった。女子大生は車の所有者に謝罪し賠償について相談するため、その場で待つことに決めた。強い日差しの中で1時間ほど待つと、ようやく車の持ち主が現れた。

車の持ち主の男性は、車を発進させようとしていたところ女子大生に声をかけられ、初めて右側の前後のドアにキズがあることに気付いたそうだ。

「あの時の彼女は緊張して少し怯えた表情でした。賠償責任について相談するために暑い中、1時間以上も待っていたと聞いて感動したんです。払わなくていいよと伝えました。」

男性の言葉を聞いた女子大生は、涙を浮かべながら深々とお辞儀をしたという。一方で男性は「彼女は誠実なだけでなく感謝の心も持っていると感じた」と話している。

この件は後に、男性が勤める会社の代表取締役にも伝わった。取締役は女子大生の責任感と誠実さを評価し、大学4年間の学費の支援を申し出た。さらに「女子大生さえよければ」と、卒業後の就職内定も出したという。

画像は『東森新聞 2017年9月19日付「刮傷百萬名車!女大生苦等1小時…免賠還獲得4年學費贊助」(圖/翻攝雲南網)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

このニュースに関するつぶやき

  • 「レクサスは中国人の目から見て高級車と言えないだろう」と小中国人が言っていますが、分り易くて他愛ない、ただの幼稚な「負け惜しみ」ですから、大人の皆さんは大目にみてあげてください(笑う)
    • イイネ!20
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