東急2020系・6020系、新型車両3/28デビューへ - 特別列車も登場

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2018年03月24日 17:13  マイナビニュース

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東京急行電鉄は24日、新型車両2020系の導入を記念した「世界に一つだけのオリジナル中吊りポスター」公開イベントと試乗会を実施した。田園都市線の新型車両2020系、大井町線急行用の新型車両6020系はともに3月28日から運行開始する予定だという。

同社は新型車両の導入に先立ち、2月24日に2020系・6020系を報道公開するとともに「世界に一つだけのオリジナル中吊りポスター」制作イベントも実施し、田園都市線沿線在住の小学生など27名が2020系の車両と沿線の街並みをテーマに絵を描いた。それから1カ月後の3月24日、制作イベントに参加した小学生たちを招待しての「世界に一つだけのオリジナル中吊りポスター」公開イベントを実施。小学生たちの描いた絵が中吊りポスターとなり、2020系(第3編成)の車内に掲出された様子がお披露目された。

車内では田園都市線沿線の歴史をたどる特別ムービー「My Home Train 2020」も初公開。座席上に設置された3連液晶ディスプレイの特性を生かした映像も流れた。試乗会も行われ、デビュー記念のヘッドマークを掲げた2020系第3編成が会場の長津田検車区から長津田駅へ、さらに中央林間駅へ試運転。往路はゆっくりとした走行だったが、復路では90km/h近くまで速度を上げて走ったという。長津田検車区に戻った後、非常時脱出体験会が行われ、車体前面の扉に取り付けられた非常用はしごから小学生たちが降りていった。

デビュー前の新型車両に乗車でき、普段めったに利用する機会のない設備も体験するなど、小学生たちはこの日のイベントを楽しんだ様子。長津田検車区では2020系が3編成並び、さらに大井町線急行用の新型車両6020系や総合検測車「TOQ i」も見ることができた。2020系の第1編成では、長津田電車区・長津田車掌区によるオリジナルのデビュー記念ヘッドマークに加え、前面窓に8590系・2000系(ともに東武スカイツリーラインへの直通運転を行わない車両)でも見られる「K」マークが取り付けられていた。

田園都市線の新型車両2020系は3編成、大井町線急行用の新型車両6020系は2編成製造されており、3月28日から順次導入予定。なお、運行開始直後は朝の時間帯を中心に1往復程度の運用にとどまるとのことだった。

2020系は当面、東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線で運行されるという。今回のイベントでお披露目された「世界に一つだけのオリジナル中吊りポスター」を掲出した編成は、「鉄道と街の歩み」をテーマとした特別列車として約1カ月間の運行を予定している。(上新大介)

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  • 田園都市線と大井町線で型式が異なるのは何故?教えて!(≧▽≦;;
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