稲垣吾郎×草なぎ剛×香取慎吾が喜びを露わに 『クソ野郎と美しき世界』動員15万人突破で次回作も!?

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2018年04月06日 21:42  リアルサウンド

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 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のファンサイト、新しい地図による映画『クソ野郎と美しき世界』が4月6日に初日を迎えた。この日、3人は朝9時から盛岡、仙台、宇都宮、福島の映画館をめぐり、18時に東京へ。園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一とともに、109シネマズ二子玉川に登壇し、全国83館に生中継した。


参考:太田光が監督を務めるのは必然だった? 草なぎ剛主演の監督第2作『光へ、航る』への期待


 『クソ野郎と美しき世界』は、園子温×稲垣吾郎の『ピアニストを撃つな!』、山内ケンジ×香取慎吾の『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』、太田光×草なぎ剛『光へ、航る』、そして児玉裕一×全キャストによる『新しい詩(うた)』の4つのエピソードが1つのストーリーになる、アクションファンタジーラブミュージカルのオールジャンルムービー。愛すべきクソ野郎たちが登場するエネルギッシュな映画にふさわしく、舞台挨拶も賑やかな雰囲気で行われた。


 「どーもー!」と太田が舞台袖からダッシュで飛び出し、舞台挨拶がスタート。かねてから因縁の仲と言われている園子温に「てめー、このやろー!」と飛びかかり、あわや乱闘騒ぎになる場面も。そんな暴れん坊の太田を、エピーソード3でタッグを組んだ草なぎが「クールダウンしてください(笑)」となだめる姿に、会場から笑いがこぼれた。だが、監督・太田光としてコメントを求められると「みなさんの口コミが命」「うちの草なぎがとにかくカッコいい」「いろいろあった3人が、こうして大スクリーンでのびのびと演技してるだけでジーンときてる」と真面目なコメントが飛び出す。客席から拍手が起こると、香取は「ありがとうございます。でも、なんかズルいですよね!」と悔しそうにツッコミを入れていた。


 児玉が「先月の今ごろはまだ撮影をしていた」と明かすなど、驚くべきスケジュールで制作された本作。3人は同じタイミングで作品を観たようで、「素晴らしかったですね。みなさんと僕らのメモリアルとなる作品だったので、うれしい気持ちでいっぱいになりました」と稲垣。草なぎも「これだけ個性豊かなキャストと監督さんがよくひとつになったなって。ここでしか集まれない一期一会の作品」と感想を述べていく。


 そんな中、山内監督と17年ぶりのタッグを組んだ香取が「4つでもちろんひとつなんですけど、山内監督と僕のところが一番よかったかなと思います」とホンネトークを披露。すると、園が「まあ、余裕で(太田の)3話には勝ってるな」とけしかけたものだから、「そういうのは言いっこなしって言ったじゃないか!」と太田も反論し、舞台上はまたもや大騒ぎ。噛みつき合う園と太田とは対象的に、ひょうひょうと「楽しいものじゃないでしょうか」とつぶやく山内。舞台挨拶だけ見てもバラバラな性格の監督たちの各エピソードをつなげた児玉は「各監督が本当に自由気ままで……はじけてらっしゃったので……まとめるのが精一杯でした」と笑った。


 香取が「吾郎ちゃんの園監督のところは羨ましかった」と語ったように、それぞれのエピソードは、全く異なる世界観とストーリー。もし監督×キャストの組み合わせが違ったら、どんな作品になっていたのだろうという想像力も膨らむ。「またやりましょう! (監督とキャストを)入れ替えて同じ話もやりましょう」(太田)、「毎年やればいいんじゃない?」(児玉)と監督たちも同じ思いを抱いているようだった。本作は全国86館、2週間限定公開で観客動員15万人を目指すという。目標達成時には「次につながるかも」と香取。観客数は、公式サイトに毎日アップされる。次回作があるかどうかは、ファンの手にかかっているようだ。


(取材・文=佐藤結衣/写真=石井達也)


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