春から初夏にかけての美味しい旬野菜の1つがアスパラガス。
ですが、アスパラガスが苦手という子どもは多いかもしれません。
今回はアスパラガスの栄養と、子どももが食べやすいオススメのアスパラガスの手づかみ食べレシピをご紹介します。
アスパラガスには貧血防止に効果的な“葉酸”のほか、骨を作るのに必要な“ビタミンK”や糖質、脂質の代謝に欠かせない“ビタミンB1”、“ビタミンB2”といったビタミン類が含まれます(※1)。
また、“アスパラギン酸”というアミノ酸を多く含むことが特徴のひとつです。アスパラギン酸はアスパラガスから発見されたためにその名がつけられました(※2)。
|
|
アスパラギン酸はドリンク剤にも使われる成分で、疲労回復やスタミナ強化に効果があるとされています(※1)。
手づかみ食べが始まる時期には個人差がありますが、早ければ3回食になる9ヶ月ごろから始まる子もいます(※3)。
手づかみ食べは“自分で食べる”ということの第一歩です。手づかみ食べにり、“目”と“手”と“口”が協調して働くことを経験し、食具を使って上手に食べることにつながります(※4)。
また、“自分で食べたい”という欲求がでてくることも大切です(※4)。手づかみ食べをしやすいメニューで食べる意欲を高めてあげましょう。
アスパラガスは皮が硬く、まだうまく噛み潰せないお子さんは嫌がって食べないこともあります。
|
|
小さいお子さん向けにアスパラガスを調理するときは、皮をむくことと、三角形の“はかま”を取り除くことがポイント!
この下処理をすることでグンと食べやすくなりますよ。
【材料】
アスパラガス・・・1/2本
豚ロースしゃぶしゃぶ用・・・2枚
しょうゆ・・・数滴
油・・・少々
【作り方】
1.アスパラガスは根元の硬い部分を落とし、ピーラーで下半分の皮をむく。“はかま”を包丁でとり、長さを半分に切り、ゆでる
|
|
2.豚肉にしょうゆで味をつけ、アスパラガスを巻く
3.フライパンで油を熱し、2を転がしながら焼く。食べやすい大きさに切ったらできあがり
【材料】
アスパラガス・・・1本
たまご・・・1/2個
食パン(8枚切り)・・・1枚
ケチャップ・・・小さじ1/2
油・・・少々
【作り方】
1.アスパラガスは根元の硬い部分を落とし、ピーラーで下半分の皮をむく。“はかま”を包丁でとり、ゆでる
2.フライパンで油を熱し、割りほぐしたたまごを入れて炒り卵を作る
3.食パンの耳をおとし、ケチャップを薄く塗る。1のアスパラガス、2のたまごを手前に乗せ、巻いたらラップでつつんで両端をしぼる。食べやすい大きさに切ったらできあがり
今回は春野菜の“アスパラガス”についてご紹介しました。
レシピはお子さん向けに薄味になっていますが、肉巻きをしょうゆとみりんで照り焼き風にしたり、ロールサンドにからしマヨネーズをプラスしたりと、大人向けにアレンジしてみてください。
大人と同じものを食べられるということがお子さんの食べる意欲につながることもありますよ♪
親子で春野菜をたのしんでくださいね。
【参考・画像】
※1 吉田 企世子 (監修)「旬の野菜の栄養事典 最新版」(2016)X-Knowledge
※2 中島洋子、蒲原聖可監修「これは効く! 食べて治す 最新栄養成分事典」(2017)主婦の友社
※3 水野 清子ら著「子どもの食と栄養 改訂第2版 健康なからだとこころを育む小児栄養学」(
2014)診断と治療社
※4 巷野 悟郎ら監修「心・栄養・食べ方を育む乳幼児の食行動と食支援」(
2008)医歯薬出版
※ zcw / Shutterstock
【関連記事】
※ 1歳児にオススメ!「春キャベツ」を使った手づかみ食べレシピ2つ
※ 手づかみ食べ期にオススメ!「缶詰&冷凍食品」を使った時短メニュー2つ
※ 【1歳〜】野菜イヤイヤ期突入!? 先輩ママが教えるヒント3つ
※ 甘いものが苦手なパパに♡野菜を使った「焼きドーナツ」バレンタイン
※ 豪華賞品がうれしい! ママなら絶対参加したいキャンペーンはコレ♪[PR]
※ 英語デビューに〈こどもちゃれんじぷち English〉が支持される理由[PR]
※ 【FP解説!】想像以上に出費がかさむマタニティ期に準備しておきたいこととは[PR]
【It Mamaからのお知らせ】
月齢・妊娠月齢ごとにカスタマイズできる!サクサク記事を読みたいならアプリがオススメ▼
プレゼントキャンペーンや人気の記事の特集が読める!LINE@で友だち登録はコチラ▼
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。