子どものタイプ別に試したい!「イヤイヤ期」の親の対応

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2018年04月14日 21:51  &Mama

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まことしやかに一人歩きする言葉、“イヤイヤ期”。


あまりによく聞くからか、まだ小さな赤ちゃんのママからも、“イヤイヤ期になったらどうすれば?”という相談を受けることもあります。


今回は子育てアドバイザーであり、女子3人、男子1人を育てている筆者が、男女別イヤイヤ期対応法について考えてみたいと思います。



▼イヤイヤ期って、いつからいつまで続くの?

筆者の長女はアメリカで育ちました。どこも学校は行かず、遊ぶ友達といえばお隣に住む、一切年上の男の子のみ。


そんな環境で、1歳半のとき、ハッキリと「ノー」と言ったのです。ちなみに家庭では、一切英語は使っていませんでした。


一般的にイヤイヤ期は、そんな風に言葉が出始めるとき、自我がハッキリとできて、自分を主張し始める時期に始まると言われています。


では終わるのはいつなのでしょうか。筆者は、イヤイヤ期は大きな波のように訪れることもあれば、日々小さなイヤイヤもあり、何歳になったら終わり、というのは無いと思っています。


イヤイヤ期が収束する時は、親のやり方と、子どものやり方が、上手くバランスが取れた時ではないでしょうか。何度もやってくる波ですので、うまいかわし方、乗り越え方を会得したいものですよね。



▼第一次イヤイヤ期、男女別対応法
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一番最初に来るイヤイヤ期を、便宜上、第一次イヤイヤ期と呼ぶことにします。ところでこの頃のイヤイヤ期は、男女で違いはあるのでしょうか。


筆者の経験と、周りのお友達家庭の状況を合わせて考えると、個人差はもちろんあるとはいえ、大きな傾向はある気がします。


イヤイヤ期でも、親子間の関係がよくなるために、その傾向別対応法を考えてみます。


イヤイヤ期は、自分の気持ちを分かってもらえないと思うと、火に油を注いでしまいます。「あなたの気持ちが分かったよ」ということを知らせるための行動を、タイプ別にご紹介します。


●話が通じやすい女の子(もしくは男の子)の場合


落ち着いてお話しすれば分かってくれる事が多い子には、「そうか、〇〇がしたいんだね」と、子どもの主張をオウム返しすることで、いったん気持ちを受け入れてください。


その上で、「○○と〇〇のどちらかならいいよ」と、親にとってはどちらでもいい選択肢を提示し、選んでもらうといいでしょう。



●理屈よりやりたい気持ち優先!な男の子(もしくは女の子)の場合


理屈よりも、自分のやりたいことが断然優先な子。そんな子に、“あなたの気持ちを分かっているよ”と伝えるには、言葉よりも断然スキンシップが効きます。


抱きあげたり、座ってひざに乗せ、おへそとおへそをくっつけるなどの触れ合いをして、ちょっとの間そのままの状態で。


子どもが落ち着いたら、上記と同じような選択肢を提示し、選んでもらいましょう。



▼子どものタイプ別に試したい親の対応
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イヤイヤ期は、それまで親がしていた、もしくは親に手伝ってもらっていたことを、“自分のやり方で、自分でやりたい”という主張の表れです。


“気持ちを伝えれば分かってもらえる”という信頼を勝ち取る為には、子どもが好ましい交渉方法をとったときの、親の反応が鍵です。


「次もこういう伝え方をしよう」と思ってもらえるような、親の対応をご紹介します。


●お世話が好きな女の子(男の子)の場合


お世話好きな子が、うまく自分の要望を伝えられたとき、「そうやって言ってくれるとよく分かるな。とっても助かったよ、ありがとう」などと言ってあげてください。


感謝され、大好きなママが喜んだことは、きっとその子の胸に誇らしく残り続けることでしょう。



●やる気に溢れた男の子(女の子)の場合


やる気に溢れ、いろんなことをやりたがる子の場合、強化するためのキーワードは“達成感”です。


「今の、よくわかったよ! 言い方を自分で考えたんだね」「最後までお話できたね」など、達成感が満足するような言葉をかけてみてください。その子にとって嬉しい成功体験になり、それは自信に繋がります。



イヤイヤ期は成長過程のひとつ、ということを誰しも聞いたことがあると思います。


それでも、親子にとってストレスの少ない時期としていくために、上の対処法を試してみて下さいね。



【画像】
※  Ajintai、 Goran Bogicevic、 Oksana Kuzmina / Shutterstock


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  • 自分の要求から1ミリも狂いのないドンピシャ以外は全部アウトで、2歳半のMAX期に計測したら1日に96回泣いてた長女が4歳になって見違えたように落ち着いてくれました。ふぅ。
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