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入園したてのギャン泣き、心折れそうなママに伝えたい話

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2018年04月17日 15:12  ノーツマルシェ

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ノーツマルシェ

4月から幼稚園や保育園に入園された皆さま、入園おめでとうございます。4月の中旬も過ぎ、新しい生活に親も子どももまだまだ緊張の毎日かと思います。親、特にママと離れることを嫌がり、登園時にギャン泣きをする子もいるのではないでしょうか?「ママと一緒にいたい!」と泣かれるのは、親としてはとても辛いですよね。そんな毎朝がとても憂鬱に感じ心が折れそうな時、ありませんか?


 


■泣きたいのはママの方かもしれません


毎朝大泣きをする我が子、こんなに登園を嫌がるのならば今日は休ませてもいいのかな、と思う時もありますよね。ママを追いかけて泣き叫ぶ子どもを置いて、幼稚園や保育園を去るのはとても辛いものです。子どもとしては、大好きなママとずっと一緒だった生活から一転、ママと引き離されて突然の集団生活が始まったわけですから、恐怖や不安で泣いてしまうのは当然のことかもしれません。でも、本当は泣きたいのはママの方かもしれません。


 


■冒険の始まりはいつだって葛藤


さて、ここで少し話を変えましょう。『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』の物語をご存知の方は多いと思います。それぞれの物語の冒頭部分を思い出してください。ヒーロー達は今まで平穏な日々を過ごしていたにも関わらず、冒険の旅が突然始まろうとします。当然のことながらヒーロー達はその冒険を拒絶しようとしますが、それは無駄な抵抗であり冒険の旅に出ることを余儀無くされます。気乗りがしなかったヒーロー達が問題を乗り越えて冒険の旅に乗り出していく。そんな内容でした。


神話学者のジョセフ・キャンベルは、一流の物語や神話の構造は、人間の心理的成長は共通しているとし、それの一連の流れを「ヒーローズ・ジャーニー」と名付けています(※1)。『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』が多くの人の心を掴んで離さないのは、のヒーロー達の中に、自身を見るからこそなのです。


 


■「ヒーローズ・ジャーニー」で現在地を知る


子どもが毎朝ギャン泣きをして登園を嫌がる場面は、正に「ヒーローズ・ジャーニー」の旅立ちの場面です。旅立ちは誰しもが葛藤し変化に抵抗するものです。このように、「ヒーローズ・ジャーニー」の流れを知ることで、現実に飲み込まれることなく、客観的に見ることが可能になります。主観的視点と客観的視点の2点が揃うと、ストレスレベルも低下してきます。


ここで今一度、『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』の物語を思い出してください。初めは冒険の旅を拒否していたヒーロー達は、やがて賢者や仲間と出会い数々の試練を乗り越えて、一回り成長して冒険の旅を終えるのです。この流れを知っておくと、現実の世界でも未来がのぞくことができます。今はギャン泣きをしている子どもも、信頼する先生に出会い、お友達もできて集団生活にも慣れて行くことでしょう。


 


いかがですか? 物語の様に、お子さんが笑顔で毎日過ごせる日はきっと来ます。それでもママの心が折れそうな時は、「スターウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」などの物語の中で現在地を見つけるといいでしょう。物語の中に自分や子どもを見出し、現在地を把握することは心の地図を得たのと同じことなのです。


そして、小さな勇者が冒険から帰還した時には、「お帰りなさい、よく頑張ったね」と両手を広げて抱きしめてあげましょう。温かな帰る場所がちゃんとあれば、次の日も安心して冒険に出ることができるのですから。


[執筆:久保木 惠子(乳幼児ママのサポートコーチ) ]


 


【参考】
※1. クリストファー・ボクラー(2002)『神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術シリーズ 5)』ストーリーアーツ&サイエンス研究所


※この記事の執筆者:久保木恵子(乳幼児ママのためのサポートコーチ)について。女性専用のカウンセリング『ボイスマルシェ』の登録カウンセラー。電話カウンセリングなので全国どこからでも利用できる、匿名で話せる、当日予約できるというボイスマルシェの特長を活かし、全国の女性たちの相談にのっている。一児の母。(久保木恵子の詳細)


※写真:PIXTA、本文とは直接関係ありません


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