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すべての働く人が身につけておきたい「楽しみながら成果が出せる仕事観」

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2018年04月17日 18:02  新刊JP

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新刊JP

写真『楽しく生きよう よく遊び よく働け 想いを形にする仕事術』(現代書林刊)
『楽しく生きよう よく遊び よく働け 想いを形にする仕事術』(現代書林刊)
「今、自分がやっている仕事は楽しいですか?」
そう問われて、迷いなく「楽しい」と答えられる人はどのくらいいるだろうか。人によっては、「仕事は辛いことの連続」「やらされているだけ」と後ろ向きな思いを抱えて、日々の仕事に向き合っているかもしれない。

人生の多くの時間を占めている「仕事」だからこそ、楽しく、やりがいを感じながら向き合いたいもの。これは、一社員から経営者に至るまで、働く人すべてに共通するテーマだろう。
そんな仕事との向き合い方のヒントを与えてくれる一冊が『楽しく生きよう よく遊び よく働け 想いを形にする仕事術』(三谷浩之著、現代書林刊)だ。

著者の三谷氏は、建築会社勤務を経て2015年に独立。徳島県・香川県の地方エリアで、地域を豊かにする「生活総合支援企業」を創ることを目的に株式会社プラザセレクトを創業。1年で社員1人当たり売上高1億円以上の生産性の高いビジネスモデルを構築している。さらに同社では『Be Smile「にこっ」を集めよう!』をスローガンに、理念経営を実践。顧客のみならず、社員やパートナーの幸せを追求する経営を行なっている。

本書では、就職した企業の倒産、起業などの経験から、楽しく働くための仕事に対する考え方や経営者やリーダーに必要なマインドが語られている。そんな本書から、業種や年齢、役職を問わず、働く人すべてに役立つ「仕事との向き合い方」のポイントを紹介していこう。

■「仕事は人生のひとつのパーツ」と考える

著者は、「いつも仕事に追われ、まるで仕事の中に人生があるような生き方をしている人が多いのではないかと思う」と述べる。そのような状態になると、仕事をすることがプレッシャーになり、精神的にまいってしまうことになりかねない。

そこで著者が示すのが、「仕事は人生の中のひとつのパーツにすぎない」という考え方だ。

多くの人が、「仕事」と「プライベート」は別物と考えがちだ。しかし、人生というものを中心に考えれば、仕事自体もプライベート(人生)の一つのカテゴリーにすぎない。

このように考えると、仕事自体も自分の時間なので「仕事が忙しいから自分の時間がない」という理屈はなくなるはずだ。そのためには、仕事自体にどのような楽しみややりがいを見出すかがポイントになるだろう。

■仕事で得られる報酬は「給料」だけではない

日々、仕事をすることで得られるものは何か。ひとつは「目に見える報酬」、つまり、お金だ。
しかし、仕事で得られるものには「目に見えない報酬」があると著者は述べる。仕事をしていく上で、より大切なのは「目に見えない報酬」の方だという。それが次の5つの報酬だ。

・学びや出会いがある
・職業人としてのスキルが身につく
・仲間との貴重な関係ができる
・お客様に喜んでもらえる
・作品として自分の仕事が世の中に残る


仕事を通じて得る学びや出会い、スキルが身につく過程は、自分の成長を実感でき、社会人としての自信を深めていく大切な経験だ。それは仕事でしか得られない報酬だと言えるだろう。
また、同じ会社で働く仲間と仕事をやりきる達成感、顧客に喜んでもらった末にかけてもらう感謝の言葉や笑顔は、お金よりも嬉しい報酬だ。そして、どんな立場であったとしても、自分が関わった仕事が形となり世に出るという経験は、何物にも代え難い報酬だと言える。

世の中には、給料などへの不満を口にする社会人も多い。しかし、それは「目に見えない報酬」を得ていることに気づけないからだ。どれだけ「目に見えない報酬」に目を向けられるかが、仕事に向き合う姿勢としては欠かせないだろう。

■夢や目標は「決める」だけでなく「狙う」

今なお、メジャーリーグで活躍するイチローが、小学校のときの作文に「一流のプロ野球選手になる」と書いていたことはよく知られている。この決意を引き合いに夢や目標を持つ大切さを説く人は多い。しかし、著者は、むしろこの作文の続きの方が重要だと述べる。
その作文の続きとは次のようなものだ。

「小学3年生のときから今までは、1年365日中360日は激しい練習をしています。だから、1週間で友だちと遊べる時間は5、6時間です。そんなに練習をやっているのだから必ずプロ野球選手になれると思います」(P49より引用)

イチローは小学生にして、「これをすればこうなる」「こうなればこんな結果が出る」と仮説を立てて、「狙って」行動してきたのだ。

トップセールスマンになる、家庭と仕事を両立させる、どこに行っても通用する技術者になるなど、人それぞれ夢や目標はあるだろう。そうした夢や目標が「決まって」いるなら、どうすればそれを達成できるかを「狙って」行動することも欠かしてはいけない。

まだ夢や目標を持てていなくても問題ない。期日を決めて、夢や目標を持つこと自体を目標にし、それを具体的なイメージとして「狙う」のだ。

漫然と仕事をしていると、毎日が退屈なルーティンになり、いつかは仕事が辛く、イヤなものになってしまう。まだまだ若手の社会人なら早い段階で、ベテランビジネスパーソンや経営者なら気を引き締め直す意味でも、「仕事」が自分に与えてくれるものや「仕事との向き合い方」を確認することが大切だろう。

(ライター/大村佑介)

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