ラバーカップの中に隠しカメラ 4年間トイレを盗撮した男が逮捕(台湾)

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2018年04月19日 14:32  Techinsight Japan

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トイレにラバーカップを置いて盗撮を繰り返していた男(画像は『民視新聞 2018年4月12日付「針孔攝影機藏馬桶吸盤 嫌稱因為「好奇」偷拍」』のスクリーンショット)
台湾・台北市などの大学や公立の女子高、公衆女子トイレにピンホールカメラを設置し盗撮した男(25歳)が逮捕、送検された。男は4年にわたって盗撮を続けており、被害に遭った女性の数は千人近くに上るという。

『中時電子報』などによれば今年2月、国立台湾大学医学院の女子トイレを清掃していた女性作業員が、トイレが詰まった際に使用するラバーカップに隠されたピンホールカメラを発見し、通報した。警察は防犯カメラの映像から、バイクに乗って大学を訪れた男がその女子トイレに侵入したことを突き止めており、3月15日に男が再び大学に現れたところを逮捕した。逮捕された男の鞄からは、ピンホールカメラを取り付けたラバーカップ5つが発見された。

警察の調べによれば、男は国立台北科技大学の卒業生で、在学中の2014年から盗撮行為を繰り返していたもよう。現在はフリーターで、仕事がない日にはカメラの設置場所を探していたそうだ。男はラバーカップの吸盤部分に小さな穴を開けてピンホールカメラを取り付けており、撮った映像は撮影場所ごとに分類し保存していた。なお外部への流出はしていないと話している。

また男は盗撮した女性が好みのタイプだった場合、その女性が出入りする場所や教室などを調べて、実際に確かめに行くこともあったという。さらにスマートフォンを使ってカメラを遠隔操作し、リアルタイムで盗撮映像を見ていたそうだ。

男のパソコンからは千人近い女性の盗撮映像が見つかっている。すでに7人の女性が被害届を出しており、警察は男の身柄を送検するとともに、その他の被害者についても特定を急いでいる。

画像は『民視新聞 2018年4月12日付「針孔攝影機藏馬桶吸盤 嫌稱因為「好奇」偷拍」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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